青花フジバカマ(白)Eupatoriun coelestinum.

 青花フジバカマもなかなか名前がわからなかった花の一つ。タイでもラオスでも行けば必ず観察し撮影して来た花であるが、名前に行き着くまでには5〜6年はかかったと思う。昆虫の場合は、東南アジアの国の切手の図柄からたどり着いたり、虫のオークションページで取引されているものでわかったこともあるが、植物の場合、現地に滞在している篤志家のサイトに頼ることが多い。

 という前置きに関わらず、この青花フジバカマははじめ自宅近所の島忠の園芸コーナーで見つけ、その後、渋谷のセンター街の花屋の店頭でも見られたりして、散々ネットや会社の図書室で調べたりしたのがおかしくなる程そこら中で見られるようになった。

 つい最近ではガイコツ山の一隅に野生化しているのを見つけた。

 今回撮影したものは花色が白い。形は青花フジバカマなので、青花フジバカマ(白)とバカ丁寧な記述をした。

 ◆資料:過去の青花フジバカマの記録

キク科 ヒヨドリバナ属 欧米原産 宿根草

2004.08 タイ、メーホンソン 赤カレン族の村

2007.08 ラオス、パクセー近郊の村

2010.08 タイ、HHL 白カレン族の村

2011.08 ラオス、ビエンチャン郊外

 ◆2012.10月の撮影記録

2012.10.11 HHL、村に入ってすぐにコミュニティーハウス脇で見つけて撮影した。いつも見られることから季節は関係ないのだろうか。

◆2012.03 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
◆上段は2012年3月の記録、2012年10月、以降の記録は下段に追記

2012.10 USA アラバマ大学構内

2010.06 ぐんま昆虫の森/日本

 ◆2014.02月タイ、パユヤン村/チェンライの撮影記録

2014.02 タイ、パユヤン村(HHLの隣村) 焼き畑が見える水田地域にトレッキングに行った時に、雨季には水田の側溝にあたる部分に繁茂していた。ここにはHHLでの撮影記録はないが、HHLでも日当りの良い所ではどこにでも生えていて、作物を作るために開墾した畑を我がもの顔に占有する困った草だという位置づけであった。

方やミャンマー国境に近いMFL植物園(ドイトン)では花壇の裾飾りとして利用され、日本と同じ、園芸としては何でもあり。園芸企業が利益を上げ一部を納税すれば免罪符が与えられる。

 ◆2014.08月タイ、HHL/チェンライ

青色フジバカマa_1408HHL/水田

( Youtube動画再生  00’53)

 ◆2015.08月タイ、HHL/チェンライ  西の沢

 ◆2016.02月タイ、BMK/チェンマイ県北西部

 ◆2016.08月タイ、MHH/チェンマイ県南西部

 ◆2017.02月タイ、BMHH/チェンマイ県 南西部

アオイロフジバカマ02_1702BMHH

( Youtube動画再生  01’14)

 アオイロフジバカマ02_1702BMHH

GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme

yasou.jp,GONGOVA 2017,BMHH,国際協力研修,自然環境資料

BMHH =Ban Mai Huai Hia, Chom Thong, Chiang Mai, Thailand

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