カッコウアザミ/青色フジバカマ

これも帰国前日にアラバマ大学内の池のほとりで見つけ撮影した。

池の周りというのがミソ。昆虫編のトカゲの項で書いたが、池の周りには蚊がたくさんいて、トカゲの時にだけ蚊の猛攻を受けた訳ではなく、池の近くにいた間中、ズーッと蚊を引き連れて撮影していたような気がする。

それにしても西ナイル熱に侵されなくて本当に良かったと思うし、異国、異なる環境のところに行ったら様々な面で安全に気を配らないと、後悔してからでは遅すぎる。

アラバマから帰国した1週間後にはタイ取材が控えていたのだから余計。

さて、このカッコウアザミ/青色フジバカマは2004年からのタイ、ラオス取材で必ずと言ってよい程見つけ撮影して来た。当初、名前がわからず困っていたが、ある時近所の園芸店の店先にアラゲタム/カッコウアザミとして売られているのを見つけ、ようやく名前がわかったと同時に原産地などの情報を調べたところ、アジア原産ではなく、メキシコ原産であることがわかり、タイやラオスでも帰化した外来種であることがわかった。

アラバマ大学のキャンパスでこの野草を見つけられ、より原産地に近い環境で撮影できたことになる。

キク科 カッコウアザミ属 メキシコ原産 多年草

このページにUPする写真はすべて 2012.10.01 アラバマ大学キャンパス内で撮影したもの。

 ◆参考資料 

2010.08 タイ、チェンライ郊外の村

2004.08 タイ、メーホンソン郊外の村でも撮影している

Ageratum conyzoides L.

2012.10.01 アラバマ大学キャンパス内の池のほとりのカッコウアザミ

2011.08 ラオス、ルアンパバン郊外の村

2006.08 ラオス、ビエンチャン郊外でも撮影している

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