キツネノカミソリ/Lycoris sanguinea
キツネノカミソリ/Lycoris sanguinea
このキツネノカミソリは日本の野草だと思っていたので、HHLでお目にかかるとは以外だった。当方が訪問した3月下旬というのが、この花の開花を見る絶好のタイミングであったのだろう。いくらか乾き気味(乾季のせい?)の斜面のところどころに数10株が固まって花茎を伸ばし開花していた。ヒガンバナ科の特徴の一つ、葉はなくて球根から直接花茎を延ばし花をつける。
日本では人工的に管理された(栽培された)キツネノカミソリを見ることが多いので、ほとんどの場合花は自分より低い位置にあり、茎の表情は見えないか興味の対象にならなかったが、今回自然の状態で、見上げる位置に群生していたので否が応でも茎に目が行った。写真で見てしまうと味も素っ気もないのだが、現地で見たとき、茎はセルリアンブルーに輝いていた。
資料に載せた日本のキツネノカミソリは撮影場所がわからない。
◆資料: 日本のキツネノカミソリ
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 日本、朝鮮半島原産 多年草球根
1998.07 日本のキツネノカミソリ、撮影場所不明
2002.08 日本のキツネノカミソリ、撮影場所不明
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