スズメバチ蜂の子 / Vespinae

 動画の冒頭はルアンパバンに着いた翌日の朝市で見つけたスズメバチの巣。動いている画像は8月11日ビエンチャン市内の市場で撮影したもの。

 スズメバチは危なくないのか聞いたところ、まだ成虫になって間もないから大丈夫とのこと。UPで写しているのは働き蜂のようで、自身が成虫になったばかりなのに、幼虫の世話をしようとしている。健気だ。

 下の静止画では加工されたハチノコも表示する。幼虫も、サナギも、脱皮したばかりも、成虫も、その過程過程でたべかたが異なるのが見られて興味深い。

ハチ目 スズメバチ科 スズメバチ亜科

2011.08.11 すぐに幼虫の世話にしに行く

2011.08.11 幼虫が成虫に何かをねだっている様子

2011.08.11 瓶詰めは焼酎漬けのよう。赤いトレイには若いサナギ、奥の白い更には成虫の佃煮(K)

2011.08.11 巣から出る直前の時期のハチ

蜂の巣は時期なのかどこの市場でも見ることができた。(K)

2011.08.11 トレイの上でまだ生きているサナギ。(K)

2011.08.11 巣から頭を出そうとしている

2011.08.11 成虫の焼酎漬け(K)

2011.08.11 サナギから成虫に変態する移行期

2011.08.11 左上の状態のハチを唐揚げにしたもの。(修正)

2011.08.11 左が巣の外に身体を出したところ

2011.08.11 蜂の巣の値段をつけている婦人。上のハチノコの店とは異なる店。それにしてもこんなに大きな蜂の巣をどうやって採集するのだろうか。また、これだけの量の蜂の巣があるということは、これらを巣にしていた膨大な成虫の群れがあったはずだが、それらによる人的な事故などは起こっていないのだろうか、いろいろな方向に興味が広がって行く。

ハチノコ_1108Laos / 2011.08 ラオス、ビエンチャン市内

( Youtube動画再生  01’32)

※2013.10記:幼虫の世話ではなく、幼虫の分泌する養分のある体液を吸いに行く。この関係で幼虫は外敵から守られる。

※2013.10記:猛暑の影響か中国でもスズメバチが大量に発生して、人的な被害がたくさん出ている。推測であるが、巣や幼虫、そして成虫も食料になったり商品になったりするもの。従って積極的にある時期までは飼育しているのではないか。そしていよいよ取り出す時には殺虫剤・薬品は使わず簡単な防衣と煙程度で臨むことで、大半を逃し、逃れた群れが暴徒化し周囲に被害を起こさせているのではないか。

 中国のニュースでは軍隊が出て、火炎放射器で巣を焼き払っている様子が映し出された。きっとハチノコの味を知っている人は、何とももったいないことをするのだろうと嘆いているようだ。

 ◆参考資料

2016.08 BMHH/ Chiang Mai,Thailand

2002.07.13 Japan オオスズメバチ/Vespa mandarinia

2002.08.29 Japan コガタスズメバチ

                            Vespa analis Fabricius,

Video by Morning-Market of Viang chan,Laos

2010.08 Chiang Rai Morning-market,Thailand