大輪トキソウ

ラン科プレイネオ属多年草原産地中国、台湾

2000.03.26：　小田急線の新宿駅地下の切符売り場の前だったか、西武線の池袋駅の切符売り場の前だったか、そのどちらでも不定期に中国ランの即売を行っていて、この大輪トキソウもその時買った苗を自宅の温室で咲かせたもの。大輪トキソウは何度もチャレンジし、花は咲かせられるが夏を越えさせられないの繰り返し。

　というのは、大輪トキソウは花が終わると地上部が枯れてしまうので、家人が何も植わっていないと勘違いして枯れものの鉢と一緒にしてしまうからではないかと思う。それに近い失敗例はサギソウでも、ウチョウランでも、スズムシソウでも地上部がなくなるものは我が家では駄目なようだ。

　つまり、現在残っているのは当時の写真だけ。

2016.05.22　飛騨高山付近？のドライブインに立ち寄った時に、山野草の販売コーナーで久しぶりに「タイリントキソウ」を見つけ、

思わず撮影してしまった。値段を見ると3球で800円。30年前とあまり変わらない。バブルの時ほど、ランにのめり込む人がいない，需要曲線が低いところで留まっているからなのだろう。