遠足の昼食

 ここはビエンチャン近郊DongBangの林。クアントン氏の計らいで近隣の村の警官ブン氏の同行で、昆虫や野草を探しに訪れた。途中の市場で入手した有り合わせの食材で昼食。ここには空き地はあるが椅子もテーブルもない。水道もないのでペットボトルのミネラルウォーターで手を洗い、それぞれ袋に手を突っ込んで手づかみである。

 下の写真で説明すると、青い袋がカオニャウ(もち米を蒸したラオスでは一番ポピュラーな主食)手前の2つの白い小袋は野菜の漬け物。手前のピンクの袋は付け合わせの香辛料、真ん中のピンクは多分焼いた鶏肉だったかな。左のピンクの袋は果物、一番右の白い袋は串焼きの肉だったと思う。多分ラオスではこんな豪華な昼食は食べないと思う。

2011.08.13 グリーンのTシャツがトンクン氏

2011.08.13 クアントン、トンクンの後が滝の落ち口

 ◆2011.08.13 プーカオクワイ自然保護区にて

 ◆2011.08.12 DongBangの林にて

 ここはビエンチャン郊外のプーカオクワイ自然保護区の上流の滝。保護区入り口からせいぜい10km程しかないのだが、ランや野草を撮影しながらノロノロ登ってきたので3時間は優にかかっていたと思う。普段はハードなトレッキングやカヤッキングをコントロールするトンクン氏にはカッタルイトレッキングであったに違いない。ここでも途中の市場で入手した有り合わせの食材で昼食。ここには昨日の地べたではなく平らな石があるのでそこに食料を並べ、川の水で汗を流し、手を洗い、それぞれ袋に手を突っ込んで昼食である。別記しているようにトンクンはラオスの旅行代理店グリーンディスカバリーのコーディネータなのでこの保護林のトレッキングも彼の企画で実現したのだが、こうしたツアーに慣れているので、最下段にあるように、大振りの肉をその場で手頃な一口サイズにカットして並べてくれました。彼の体格を見れば納得できるのですが肉が多い。

 ここでも真ん中はカオニャウ。一番手前の紙箱はクラッカーですが、誰も手を出さなかった。

2011.08.13 市場で仕入れた4種類程の肉のいろいろ。ニワトリ、アヒル、ブタ、スイギュウ。下のビニール袋に入っている赤いものは辛みの付け合わせ。ほとんど唐辛子系。