市内の市場

 ここはビエンチャン市内の市場。クアントン氏の車で案内されるまま行ったところなので場所が良くわからない。繁華街の一角だったと思う。今回昆虫食の食材を撮影したいという当方の要望でいくつかの市場を巡ったが、ハチノコは時期なのかどこにもたくさん並べられていたが、意外とこの市場が昆虫の種類や量が一番多かった。

 市場の奥近くに差し掛かったところでクアントン氏から一言注意があった。それは当方がネットに捕らわれていた多分取り出せば50〜60cmはある野性のトカゲと思われるものを撮影しようとしたところ、クアントン氏が店の若者から何か質されていた。当方が政府の野生生物保護の監視員かどうかであり、当方の服装が監視員の服装と似たカメラ用のポケットがたくさんついたジャケットを羽織っていた所為とのこと。つまり、当方が写そうとしたトカゲは保護されるべき生き物で商品として売買してはいけないものだった。

 後から考えれば、この時お金を出して買っておき、その後保護区などに行った時に放してあげれば良かったと思うのだが、そういう咄嗟のアイデアや判断ができないのだ。

 10月半ばタイの洪水のニュースの中で飼育中のワニの逃亡と捕獲に触れ、捕獲の届け出件数が少ないのは、タイではワニを捕まえると食べてしまうからという解説があった。この例を出さないまでもトカゲは元々食料なのだ。

 それからこの市場ではすこし遠慮しながら撮影していたので?このページはクアントン氏の写真のみとなった。おまけにこのトカゲの写真も映像もない。

 (この市場の入り口近くで撮影した昆虫食材は別コーナーで紹介する)

このページの写真は2011.08.11クアントン氏が撮影したもの

2011.08.11 市場の一番奥、ここは陳列台もなくバットに入れられた魚を求める人で賑わっていた(K)

2011.08.11 市場の脇道、奥行きがあるのがわかる。(K)

2011.08.11 左の写真のUP(K)

2011.08.11 市場の入り口付近人物は当方。監視員には見えないと思うのだが(K)