ビエンチャン近郊の林

 2011.08.12 クアントン氏の計らいで、クアントン氏の元部下が村長を務める村の警官・ブン氏の案内で近くの林2ヶ所に案内してもらった。2ヶ所ともほんの10年前までは原生を保った広大な林だったそうだが、今はほんの一部に野性的な部分を残し、水田や工業団地に姿を変えてしまったということだ。

 それでも、当方にとっては山岳少数民族の暮す地域とは異なる植物や昆虫が見られるかも知れないという期待でいっぱいだった。実際はその期待が100%叶えられたわけではないが、今回のラオス取材中の野草や昆虫の多くはここで撮影したものが多い。クアントン氏の計らい、元部下だった村長、ブン氏の協力に感謝。

広大な水田地帯の中にぽつんと農期のみの小屋がある

一度水田になった後放置されたところもある。

ラオス ビエンチャン近郊 DongBangの林

工業団地の道路として切り開かれた空間

緑のお平坦はすべて水田で稲作が行われている

 これは上部の林とは異なり、後から行った林である。先の林よりかは少し開発が遅く始まったということだが、こちらは宅地化がすぐそこまで迫っているのが見えた。

 左がこの林のある村ではないが、近くの村の警官・ブン氏と通訳のクアントン氏である。両氏の出で立ちでわかるように雨長靴が必需。クアントン氏は無防備だがブン氏はしっかりした長袖の上着を着て、日焼けよりも木の枝や棘から身を守っている。ヒルの攻撃もあるし、蚊にも注意しないといけない。

原生を残した一角。10mを超える木が密生している

水田の脇の草刈り兼用の牛の飼育が見られた

2011.08.12 虫を探しながら歩くブン氏(K)

2011.08.12 農作業小屋の子供とブン氏(K)

オオアオa_1108Lao/2011.08.12 ビエンチャン近郊DongBangの林

( Youtube動画再生  00’44)

 ◆2011.08.12 ビエンチャン近郊