ビエンチャン郊外の森

 左の動画はクアントン氏のデジカメ動画。場所は今回のトレッキングの中間地点の吊り橋。この周辺が川からの湿度を得たシダやランの繁茂をたくさん見ることができた。右の動画は、本来の時間軸とは反対に上流の滝から、川の流れに従って入り口の滝まで下ってくる構成にした。このルート全体を通して、植生、特にランやシダ、湿生野草、当日メインにしなかったがチョウほかの観察には好適であり、ルートも割と平坦で歩行も楽であった。

2011.08.Laos プーカオクワイ自然保護区に架かる吊り橋

( Youtube動画再生  00’43)

ラオス ビエンチャン郊外 プーカオクワイ自然保護区

ビエンチャンから60km、途中市場により昼食を買い込んで2時間程ほどでプーカオクワイ自然保護区の入り口にある駐車場に到着、そこからは徒歩で5分もかからずタッドリューク滝である。滝の近くに中規模の宿泊施設もあり、ここに腰を据えて自然の探索も可能である。

プーカオクワイ自然保護区トレッキングルートマップ。今回はこのルート図の1/3ほど、往復4時間コースを選択した。

上の滝の落ち口、落差は10m程度(K)

吊り橋からタッドリューク滝方向を見る(K)

今回のトレッキングは左側の3名と当方の4人パーティー。

・写真左は通訳クアントン氏、氏の被る白い三角笠はノンカム村で作ってもらったもの。

・青い帽子はラオス・グリーンディスカバリーのコンダクター、トンクン氏。このトレッキングの企画者でもある。

 トンクン氏はNHKのエコツアー番組のラオス編でもコンダクターとして出演している。その番組には、ここにはいない

 がトンワン氏が全体の通訳として参加し、ラオス・エコツアーの解説者としても登場している。

 ちなみにクアントン氏はTBS「世界ウルルン滞在記」ほか多くの日系企業や学術調査の通訳業務を行っているため、彼

 の顔を知っている人も多いと思われる。

・赤いヤッケ+迷彩ズボンの男性はこのプーカオクワイ自然保護区のレンジャー。右の青年も同じ。

各参照先は以下の通り グリーンディスカバリー  http://www.greendiscoverylaos.com/

                ジャンピングツアー    http://www.jumping-lao.com/

タッドリューク滝を見下ろす休憩所

保護区入り口の宿泊施設

インパチェンスの野生種の花畑に目を奪われる。

行程は湿地が50%以上、雨長靴が重宝する

 タッドリューク滝の落差は水量の多いといわれている雨期でも4,5mしかないが幅があるので見応えがある。乾季は極端に水量が減り川幅狭く、手前の棚は完全に露出して歩けるようになるとのこと。そうなるとこの石畳にチョウがたくさん集まり、観察の絶好地となるとのこと。保護区のランの開花最盛期が10月以降ということとチョウの出現を考え合わせると、乾季の入り口と雨期の入り口がランや昆虫の観察ツアーに向いているようだ。いづれにしても効果的な告知や宣伝をしないとこのツアーの魅力は伝わらないだろう。

2011.08.13 プーカオクワイ自然保護区の吊り橋(K)

クアントン氏のこの吊り橋の写真は、旅人をこの自然保護区へ招き寄せる力を持っているような気がする。なんとかこのツアーの企画を練り上げて実行したいものだ。

2011.08.13 休憩所脇からタッドリューク滝を見る。(K)

プーカオクワイ自然保護区 02_1108Laos

( Youtube動画再生  01’09)

2011.08.13 プーカオクワイ自然保護区

 ◆2011.08. Laos.ビエンチャン郊外自然保護区