クルクマ・シャローム/Curcuma alismatifolia

ショウガ科 ウコン属 アジア原産 多年草

 白い花のように見えるのは苞であり、中段の写真に見られる紫色の部分が花である。

 日本の園芸店でもクルクマ・シャロームの名前で並ぶことがあるが、ラオスで見たこのような白い苞のものではなく、またこの花のように花茎が短く地面からすぐの低いところに咲くものとは違い、茎が長く生け花や、盛り花に改良されたピンク系の苞のものがほとんどである。

2011.08.12 ラオス ビエンチャン近郊 DongBangの林

◆2011.08 ラオス、ビエンチャン近郊 DongBangの林
◆上段は2011年8月ラオスの記録、2004年8月タイの記録ヘのリンク、2013年8月タイの記録は下段に掲載
 ◆参考資料リンク

2004.08、2013.08 タイのクルクマ属1収録

2011.08、ラオスのクルクマ属(ウコン)収録/前のページ

 ◆2013.08 タイ(1) HHL/チェンライ 白カレン族の村

2004.08、2013.03 タイのクルクマ属2収録

2013.08、タイ HHL  村の南の沢をしばらく遡った山の斜面に小さな畑が耕されていて、そこに数株植えられていた。村の長老の家の裏手にも一株植えられ白い花が咲いていた。鑑賞のためなのか食用か、薬用か確認して来なかった。

現地では深くチェックせずに「ウコン」=薬用と判断したが、前ページに記述された「ウコン」の花の色とことなり、こちらは日本の園芸種のクルクマ・シャロームと同じ紫である。

 ◆2013.08 タイ(2) チェンライ市内 仏教用献花として市内数カ所で見られた

2013.08、タイ チェンライ市内 上の大きいサイズの写真は市内のいたるところにある小さな仏塔に供えられた献花。このクルクマが供えられたところが多かった。花の時期なのか、仏教的なしきたりなのか。

花の下の首の長いものは市内の警察署の植え込みに咲いていたもので、日本の花屋で扱われているものと同じ。首が長い品種なのだろうか。

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 ◆2016.08 タイ、MHH/チェンマイ県南西部 白カレン族の村