クルクマ(ウコン・栽培種)/Curcuma longa

ショウガ科 ウコン属 アジア原産 多年草

 ◆2011.08.12 ラオス ビエンチャン近郊 DongBangの林 。

2011.08.12 ラオス ビエンチャン近郊 DongBangの林

 ◆関連資料リンク 1

2004.08 タイ、メーホンソン

Curcuma petiolata

2004.08 タイ、メーホンソン

Costus megalobractea

2011.08 DongBangの林 

Curcuma alismatifolia

2011.11.07 所沢 ガイコツ山東方の畑。下の2点も同じ。

2011.11.07記: 上段のクルクマの記事を書いたのは前日の11/06の深夜である。一夜明けて天気もよいので運動不足解消も予て、駐車場のオーナーに3ヶ月毎の駐車代を支払いに行こうと思い立ち、やおらデジカメを持って出かけた。途中、菊の花を撮影したりしながらオーナーの家まできたら、その畑に何やら昨日画面の中でにらめっこをしていた花とそっくりなのがあるではないか。出がけにデジカメが俺を持って行けとささやくように感じられたのはこのことを告げたかったのかも知れない。オーナーの畑ということでつい甘えさせていただいて、断りもせず畑に入り撮影したのが上の写真である。

 見てわかるように苞の色は白、写真では良くわからなくなってしまっているが舌は黄色のウコンの特徴をもった花だった。

 駐車代を支払う時にオーナーに畑の花は何かを尋ねウコンであることを確認した。また、帰りがけにもウコンを撮影していると、畑にいたオーナーのご家族から声をかけられ少しお話を伺った。それによるとこのウコンの根(ショウガ)を掘り起こし、紅ショウガのように薄くスライスしてから天日で良く乾かした後、機械で粉末にする。それを肝臓などの薬として毎日服用しているとのこと。野菜というより薬草として栽培しているようだ。 

 前日、夏のラオスの湿地で自生していたウコンはじめクルクマの姿を思い描きながらページ作成をした目からすると、所沢の畑の乾いた様は全く異質な世界である。また、種そのものも人に役立たせられるよう品種改良され、ラオスで撮影したものとは異なる表情を与えられているとはいいながら、この不思議な出会いをたいへんうれしく感じた。

 蛇足とは思いながら付け加えると、昨日、昼間は学習院大学の学園祭にお邪魔して海外ボランティアのトークセッションに参加させていただいた。その中で当方の発言の一つは、現地の人や社会と対話するのは言語による会話だけではなく、いろいろな手段が利用できる。当方は言語による人との会話能力はないが、現地の虫や野草との会話には自信があると伝えた。

 つまり、そういった発言の後、自宅に戻りラオスやタイのクルクマを思い浮かべながら記事を書くことを通じてクルクマと交流を図ったことがこの出会いを誘引しているともいえるのだ。

 ◆関連資料リンク 2 

2011.08 DongBangの林 

Curcuma aromatica

 ◆2014.08 タイ,HHL/チェンライ 白カレン族の村(栽培種)
 ◆上段は2011年8月ラオスの記録、関連資料ヘのリンク、2014年8月以降の記録は下段に掲載

ウコン白a_1408HHL/焼き畑

( Youtube動画再生  01’16)

ウコン白b_1408HHL/焼き畑

( Youtube動画再生  01’00)

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 ◆2015.08 タイ,HHL/チェンライ 白カレン族の村(栽培種)

タイ・ショウガ科クルクマ(白)02_1508HHL/水田地域

( Youtube動画再生  00’53)

 ◆2015.08 タイ,HHL/自生種へのリンク