クズPueraria lobata

この村は3回目であるが、これまでの2回は村でクズを見ることはなかった。今回は花があったので目に留まったというのもあるかも知れない。

このタイ取材のわずか10日程前にアメリカ南部のアラバマ州からテネシー州への取材もあり、その行程では意識してクズを探し、そして見つけ撮影した。これも何かの因縁であろう。

前ページのアメリカハマグルマに続いてこのクズも「世界の侵略的外来種」の指定を受けている。特定外来生物の世界版である。

 ◆資料: 撮影記録

マメ科 マメ亜科 クズ属 東アジア、熱帯アジア原産 世界の侵略的外来種の指定

2010.09.19 ガイコツ山のクズ

2012.09.29 ミシシッピー州で撮影したクズ

◆2012.10 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
◆上段は2012年10月の記録、2013年3月の記録は下段に掲載
◆2013.02 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

2013.02 HHL  村の小学校の川の向かいの山の斜面(北面)下のクズ。2012.10は花が見られたが今回は葉の姿のみ。10月はかなり茎が四方に蔓延っていたが、今回それが見られなかった。ということは、ある時期に刈り取られたということである、そのとき刈られた蔓は何か素材として利用されたのだろうか。

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