ショウガ科 ゲットーAlpinia japonica

村のコミュニティーハウス脇の斜面に生えていた。もう花の盛期は過ぎていて、辛うじて数輪残っていた花によってゲットーであることが同定できた。というのも、この花は2010年6月に「ぐんま昆虫の森」の温室で1度見たことがあるだけで凡そ2年ぶりの再会であったので仕方のないことかも知れない。花の高さは2mは優に越して3m近くあった。そのほとんどは斜面に倒れており満開の時期はさぞ見事だっただろうと思わせた。が、2010年は8月にこの村を訪問していて、その時にはこれを撮影していない。その後植えられたか、当方が気がつかなかっただけなのだろうか。

 ◆資料: 撮影記録

ショウガ科 ハナミョウガ属 東アジア原産 多年草

2010.06.12 「ぐんま昆虫の森」亜熱帯のチョウ展示館で撮影。

◆2012.10 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
◆上段は2012年10月の記録、2013年3月、8月以降の記録は下段に追記
 ◆2013.03 HHL/チェンライ 白カレン族の村の記録

2013.02 HHL/チェンライ 白カレン族の村の中心部、コミュニティーハウス前の広場から北方向を見上げた位置にある。昨年10月はまだ花が数輪見られたが、今回は花も蕾も見つからなかった。

 ◆2013.08 HHL/チェンライ 白カレン族の村の記録

2013.08 HHL 村の南の沢に下りて行く途中の斜面に生えているのを見つけた。前回と撮影した場所や株は異なるが今回も花も蕾も見つからなかった。花の穂に緑の実が着いている。2012年10月には花がポツポツとしかなかったため花期の終わりなのかと推測したのだが、8月に花がないというのはこのゲットウのサイクルはどうなっているのだろう。

 ◆2014.02 HHL/チェンライ 白カレン族の村の記録

2014.02 HHL 村の西の沢にある、大ミツバチの巣を採集した釘後のある大木を探しに行ったが、新しい踏み跡に惑わされ、途中で別行動をとって、その大木に行き着いたのは当方のみ。その帰り道でこのゲットーを撮影した。当方はわがままな人間なので、野草や昆虫を撮影するときは一人きりがいい。道に迷ったのはその条件を作っただけかも知れない。嫌なやつ。

 ◆2014.08 タイ、チェンライ市内

 2014.08 チェンライ市内 第一バスターミナルのすぐ近くのレストランの店頭。これが上のゲットウと同じか異なる種か見分けられない。ゲットウと整理し始めた写真や動画の中に、いくつかの明瞭な違いのあることに気がつき、今回記録を分割したばかりなので、これも違うとなると更にページを追加しなくてはならない。

 そもそも植物の専門家がやっているのではないから、極々大雑把でいい筈が、何かつまらないことに首を突っ込んでしまったようだ。いわゆる自縄自縛気味の迷路。宮入という名前そのもの「お宮入り(迷宮入り/警察用語)」だから仕方ないか。

 ◆2015.07 タイ、ウィアンパパオ & HHL

タイ・ゲットウ01_1508HHL/ショウガ科

( Youtube動画再生  01’06)

 ◆2016.02 タイ、BMK/チェンマイ県北西部

タイ・ゲットー02_1602BMK/ショウガ科

( Youtube動画再生  00’53)

タイ・ゲットー02_1602BMK

BMK=Ban Mae Khrai /タイ、チェンマイ県北西部 メークライ村

BMKの水源、取水口の傍らに見つけたゲットー(ショウガ科)の苗と、取水口/落ち口­の近くに繁茂していたゲットー、花後の姿。

 ◆2017.02 タイ、BMHH/チェンマイ県 南西部

タイ・ゲットウ03_1702BMHH

( Youtube動画再生  00’37)

 ゲットウ03_1702BMHH

GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme

yasou.jp,GONGOVA 2017,BMHH,国際協力研修,自然環境資料

BMHH =Ban Mai Huai Hia, Chom Thong, Chiang Mai, Thailand

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