ここにはチェンライ市場の場内を紹介する。
市場の中はどこでも多くの人、店員や客の顔(肖像)と、商品やポスター・陳列方法など著作物ばかりなので、正規の取材で訪問する時には管轄の役所の許可を得なければならないし、機材で客に怪我を負わせたときの保険も掛けておかないとならない。それをしないと市場側から退去を命じられることもあるし罰金を課せられることもある。今回は旅行者なので観光の記録として撮影するなら大目に見てくれるだろうという”いいかげん”な体で撮影した。
しかし、三脚を立てて業務用のカメラでとなると目立つのでXactyでの手持ち撮影がほとんど。
場内は----どこの市場もあまり変わらない。30年程昔の元気だった頃の日本の全国各地にあった”銀座通り”の雰囲気とでも言えよう。このような昔懐かしい気分で場内を歩くと面白い。
ここでは当たり前の店を並べている。ちょっと変わっているのは貴金属?の店の屋台と、仏具屋。日本の仏具屋は自宅の仏壇や墓に供する商品がほとんどだが、ラオスでもそうであったが、托鉢に歩く僧侶への供物がたくさん並べられている。それらはキンキラの原色の包装がなされていて、仏門の僧侶が喜ぶようには思えない。供える側の自己顕示というか自己満足を助長するものようにしか見えない。でも面白い。
※市場で撮影した映像や写真は転載禁止。