◆2010.08 タイ チェンライ 白カレン族の村

トウガラシ(タカノツメ)/Capsicum annuum

2004年の赤カレン族のむらでも撮影している。白カレン族の村でもこの実を細かく刻んだものを薄めのナンプラーと交ぜたピリっと辛い調味料が毎回食卓に乗っていた。今回も賞味したが前回の味を覚えていないので比較は出来ない。

右上に覗いているのがナンプラーに刻み込まれたカラシ。赤カレン族の村では臼で搗いていたが、ここではナイフで刻んだものが入っていた。中央はこの村で採れるタケノコを薄く削いで、薄い塩味で煮込んだもの。日本のタケノコ独特のエゴ味のようなものがなく、さっぱりしていて、カラシの効いたナンプラーをたらすとご飯のおかずにぴったりだった。

 村での食事は野菜が中心でほぼ上と似たようなおかず一品でご飯を食すといったもの。過食、濃い味付けに慣された身体にはなんとも優しいスローな食生活であった。毎回調理をしてくれた村の方々に感謝。

ナス科 トウガラシ属 メキシコ原産 多年草

 ◆上段は2010年8月の記録、2004年8月、2012年10月、以降の記録へのリンクは下段に掲載
 ◆上記以外のトウガラシ(タカノツメ)の記録へのリンク

2004年8月タイ、赤カレン族の村へのリンク

2012年10月タイ、HHL 白カレン族の村へのリンク

2015年8月タイ、HHL 白カレン族の村へのリンク