2010.08.17 チェンライ 市内

タイ チェンライ 市内/白カレン族の村

ラン育成法

 市内の大きな駐車場を持った施設の道端に、幹回りが優に大人3人分ほどもある大木の幹に、さまざまなランがヤシの実の殻に包まれて育てられていた。所沢では庭木に着生させて管理することは難しいが、ヤシ殻を洋ラン育成に利用するヒントになる光景だ。

 ヤシの殻はランが根茎を延ばしこの木の幹に活着する頃には役割を終わらせ地面に落ちるかぼろぼろに姿を変えているだろう。そうなった状態のこの木を見てみたい。

 右下は良くあるランの管理(売られている)の姿。花が咲いているものだけが並んでいるということは未開花のものは別のところに置かれているのだろう。

 参考という形で最下段に示したのは今回滞在した村でのランの管理。地上から1m以上離した棚の上に鉢を置きそこに、ほとんど根茎ばかりになっていたが、よく見ると元はヤシ殻のバークで植え込まれていたようだ。村ではスコールが定期的にきて湿潤であり、そう陽射しも強く感じられなかったが、ランの上に青いネットが覆っているのは乾季の日照の遮光のためと推測したが、もっと別の用途があるのかはわからない。

2010.08.17 チェンライ 市内

2010.08.17 チェンライ 市内

2010.08.17 チェンライ 市内

2010.08.14 チェンライ 白カレン族の村

2010.08.14 チェンライ 白カレン族の村

 白カレン族の村のランの育成