コノハチョウ

2010.06.12ぐんま昆虫の森の生態観察館でこのチョウを撮影したが、そこでは翅を閉じていて枯れ葉に擬態した状態であったため、このように展開した状態は写真でしか見ていなかった。

この日も15時過ぎから小雨が降りビデオカメラに雨除けのビニールを被せたり外したりと忙しい状態が続いていた。学生が活動をしている作業場の奥には村の子供が通う小学校があり、その敷地の端を小川が流れそれを覆うように被さった木の枝先にオレンジに光るものが見えた。これが自然の中でのコノハチョウとの初めての出会い。

日本でも西表島辺りでは見られるチョウということだが、いかにも熱帯地方のチョウという色・形である。

Kallima inachus siamensis

2010年、中谷氏Photo

2010.08 中谷氏Photo / 上の動画の個体とは異なる。撮影地も異なるようだ。

チョウ目 タテハチョウ科

コノハチョウ 1010Thai/ 2010.08 BHHL/チェンライ

( Youtube動画再生  00’51)

 ◆2013年02、03の記録
 ◆参考資料&サイト内メニューリンク

コノハチョウ_1302 / 2013.02 HHL_チェンライ

( Youtube動画再生  00’52)

2013年は木に止まっているところと地面に下りて吸水しているところの2つの姿を記録することが出来た。2010年から数えると3回目の対面、ぐんま昆虫の森の展示や沖縄での対面から数えると5回目にもなり、2010年にこの村で初めて自然の個体を発見したときの驚きや感動が少し薄くなってしまったようだ。それは撮影した時間の長さやカット数に如実に顕れる。機材のチープさや不慣れ、未熟がそれに追い討ちをかけて、見つけられたとしても上手く撮れないと諦めてしまう態度にもつながる。

ぐんま昆虫の森 コノハチョウ へ

2010.08 タイ昆虫 Top へ

2013.02 タイ昆虫 Top へ

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 ◆2012年03の記録へは下の画像をクリック

2012年3月末から4月頭にかけてHHLを取材した時に見つけた

コノハチョウの記録。コミュニティーハウス脇を村の小学校に行く途中の川岸の木で3組ほどのペアーを見つけ撮影した。

2010年に撮影した木は小学校の敷地の中であるが、川の流れのすぐ近くということでは共通している。

2013年2月取材時、小学校の敷地内の木は畑になっていた。2011年に撮影した木は残っていたし、同じ木でコノハチョウを観察できたが、以前ナマズの養殖池があったところは埋め立てられて工事用の車両の駐車場になっていた。つまり乾燥していくことが予測され、果してコノハチョウが今後もこの一帯で見ることができるか少し気がかりである。

 ◆2010.08 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
 ◆上段は2010年8月の記録、2013年2月、8月の記録は下段に掲載
 ◆2013年08 HHLの記録

コノハチョウ_1308Thai / HHL

( Youtube動画再生  00’52)

いつもは村の小学校へ行く途中の川岸の木で見つけるが、今回は村の水田地域に足を踏み入れる直前で見つけた。小学校に向かう途中でも探したが、そこでは見つけられなかった。

 ◆2015年02 HHLの記録

コノハチョウ04_1502HHL

( Youtube動画再生  01’10)

 ◆2015年08 HHLの記録

コノハチョウ05_1508HHL

( Youtube動画再生  01’15)