2010.08.14 チェンライ 白カレン族の村
2010.08.14 チェンライ 白カレン族の村
ラン科 バンダ属 インド、東南アジアに分布
バンダ1/Vanda
当方が滞在した家で育てているものである。
タイのランといえばバンダが最初に挙げられるだろう。実際に村に着生しているランの中ではバンダ系が最も多く目についたし、東京ドームのラン展の即売会場のタイの業者の店先ではバンダが多かったように思える。
当方もバンダの仲間をたくさん育てては枯らしてきた。現在では日本のフウランと交配させた品種しか残っていない。それらはほとんどフウランと同じ大きさであるため置き場所に悩むことが少なく、所沢の冬もビニールフレームで寒風にさえ当てなければなんとか生きながらえ花も咲かせてくれる。
これと同じ大きさのバンダも育てていたが冬は風呂場で管理していた。3〜4年しか生きさせることができなかった。
この写真で見れるように、この家ではバンダを軒や枝に吊るして育てるのではなく、バスケット状の鉢を棚の上において固定させた状態で育てている。売るためのものではないということなのだろう。
2014.08 2010年に撮影した株も開花していたが撮影するための足場が悪かったので、川岸で栽培されていた別の株を撮影した。
静止画の前半は開花し始めてすぐの状態で、後半は満開から一部枯れが始まった状態。撮影の腕も悪いのだが、別の株を撮影したかのように色や風情が変化している。
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バンダa_1408HHL /チェンライ
( Youtube動画再生 00’59)
バンダb_1408HHL /チェンライ
( Youtube動画再生 01’09)
タイ・バンダ1-3_1508HHL/栽培
( Youtube動画再生 00’29)
タイ・バンダ2-1_1508HHL/自然状態
( Youtube動画再生 00’29)
タイ・バンダ1-4_1602BMK/栽培
( Youtube動画再生 01’07)
タイ・バンダ2-2_1602BMK/自然状態
( Youtube動画再生 00’41)
Youtube説明文を引用
タイ・バンダ1-4_1602BMK/栽培
BMK=Ban Mae Khrai メークライ村、タイ チェンマイ県北西部
2016年2月BMKで撮影。戸数の少ない村であったが、どの家の庭にも山で採取したランを栽培?していた。日本のラン、特にバンダの原種の扱いとしては可哀想なほど雑であったが、それでもきっときれいな花を咲かせて主を喜ばせているのだろう。最後のカットの種は山取りの姿のまま無造作に踏み台の上に乗せてあったもの。物欲しそうに見られたのか、持って行けと薦められたが、所沢では育てようが無い。
タイ・バンダ2-2_1602BMK/自然状態?
BMK=Ban Mae Khrai メークライ村、タイ チェンマイ県北西部
2016年2月BMKの隣村で撮影。ほとんど枯れた木の梢にバンダがぶら下がっていた。木が若い時に着生させて、木の成長と共にバンダも上に行ったと考えられなくもないが、この木の周囲は大きな木が生い茂る森であったが、人が住むことで木が切り払われ、偶然バンダが着生していた木が取り残されたと考える方が、残念なことではあるが現実的。このバンダもいつまでこの木にしがみついていられるか。