バンブーハウス

 2010.08.15 タイ、HHL/チェンライ 白カレン族に村。左の動画は今回の村のほとんどの家の床や壁が竹から木の板に変わっていたが、一部伝統的な竹の床や壁の家があったので内部を撮影させていただいた。炊事をするところの床は板になっていたが、火を使うところは床も壁も竹のまま。当方にとってはこの方がタイに来たという懐かしさや親しみがある。

 下段の右の写真の一番奥の家が左の動画を撮影した家。中央の家の壁も竹である。

 右の動画は、今回の村のバンブーハウスとの比較のため2004年のメーホーソンの赤カレン族の村を取材したとき撮影したものを紹介する(転載禁止)。こちらは屋根が木の葉やシュロの葉を葺いたものなので屋根自体が発光体になり、また竹の壁からも光が漏れて部屋の中が明るく撮れているので構造が良くわかる。構造体の柱には丸太のままの材が使われているがそれ以外は竹をナタで切れ目を入れて板状に広げたもの。それを勝手な動きをしないように縦糸となる竹を通して織物を編むように支えている。

 どちらの村の建物を見ても日本の一般家屋と比較すると軒・庇が大きく取ってあり、その庇に守られるように高床に上る階段が付けられている。昔の農家の納屋にもこのような長い庇が付いていたのを思い出す。

2010.08.15 バンブーハウスの内部

2010.08.15 竹壁の家

2004.08 メーホーソン 赤カレン族の村の家

 参考:北部タイ メーホーソン 赤カレン族の村の家

2004.08 メーホーソン 赤カレン族の村の家

2004.08 メーホーソン 赤カレン族の村の家

バンブーハウス01 1008Thai / 2010.08 HHL

( Youtube動画再生  01’52)

バンブーハウス02 2004Thai / 

( Youtube動画再生  01’57)

 ◆2010.08 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

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