マメ科  ジャケツイバラ亜科 カシア属 インド、スリランカ原産 

ゴールデンシャワーCassia fistula

2004.08.22 タイ メーホーソンホテル周辺  タイ北部の山岳地方、チェンマイ、チェンライ、メーホーソンと3都市を訪問したが、その都市部や郊外へ向う道路の脇や街路樹としてこの木が黄色い花を咲かせているのを良く見かけた。ラオスの植物編に収録するが、ラオスの村の食卓に並んだ40cmもあるマメの実がなるのはこの木ではなく、ネムの木の仲間。ハワイの「この木なんの木不思議の木」と同じ木。この映像の木にも実がなっているがこれを食べるかどうか知らない。

2004.08.22 タイ メーホーソンホテル周辺

2004.08.22 タイ メーホーソンホテル周辺

 ◆2012.10月タイ、チェンライ市内

2012.10.16 チェンライ市内ホテル近くで撮影。2004年メーホンソンで撮影したものと葉の形が異なるとしてゴールデンシャワーとすることをずーっと躊躇っていたが、あるサイトに2004年の花及び葉の形(大きさの対比)がそっくりなものをゴールデンシャワーとしている記述を見つけ、安易すぎるかも知れないが飛びついた。何しろゴールデンシャワーはタイの国花。それに敬意を示さなくてはタイの自然愛好家といえない。


この実については2007年のラオス、パクセー近郊の村を取材した時におやつとしてご馳走になったことがある。そういったことを考えると、この花はいろいろな資料が出てきそう。

 ◆参考資料

2005.05.28 東京都裏高尾  カワラフジ

2007.08.10 ラオス、ビエンチャン郊外 マメ科の木

 ◆2004.8 タイ メーホンソン市内 街路樹

ゴールデンシャワー_2004 / 2004.08 メーホンソン市内

( Youtube動画再生  00’23)

 ◆上段は2004年8月の記録、2010年8月以降の記録は下段からリンクおよび記載
 ◆2013.08月タイ、チェンライ市内

2013.08 タイ チェンライ市内。市内を流れるKok川に架かる橋の手前の車道にせり出して咲いているのを見つけた。開花の時期から少しずれているのかあまり多くは咲いていなかった。

参考資料に挙げた日本の「カワラフジ」は「桐・キリ」や「橡・トチ」の花のように天を指して上に延びて咲くが、こちらは日本の藤/フジと同じように下を向いて垂れている。

 ◆2014.08月タイ、チェンライ市内

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