セッコクは着生ランなので空気の流通が不可欠。植木鉢の選び方としては素焼きの鉢が一般的だが、最近は山野草用の見栄えの良いものもたくさん扱われるようになっている。釉薬がかかった化粧鉢で鉢底を大きく開け空気の流通を図ったものもあるが、これは栽培用としてではなく、装飾用に使用するものなのであまりお薦めではない。

下の4枚の写真は、買ってきた素焼きの鉢をそのまま使うのではなく、鉢底を大きく広げて使うことを示している。また使う前にはたっぷり水に着けておくことも必要。

古い鉢を再利用する時は、たわしでよく洗ってから1週間くらい天日に当てて良く乾かし、更に、使用する前に１日くらい水に浸してから使うようにする。乾かす時に鉢をいくつも重ねておくと充分に乾燥しない。