WPP寄宿舎の着生
WPP寄宿舎の着生
ラン科
タイ北部チェンライ空港から約60kmほど南下したところにウィアンパパオという町があり、そこから更に30kmほど西に行ったところにHHLがある。ウィアンパパオは標高約500m、HHLは約1,000mということだから、かなり急な坂を登って行くことがわかるだろう。
HHLには幼児や小学生を対象とする学校はあるが、中学生以上になるとウィアンパパオやチェンライ市内の学校に通うことになる。かといって公共交通があるわけではなく、週末だけ帰宅する寄宿生活を送ることになる。そのウィアンパパオの寄宿舎の庭で撮影したのが上のラン。
花の形が全く異なるが、花芽のつき方がマイクロベラに似ている。これはいつかきっと名前が分かるような気がする。
この寄宿舎の庭には、代々のHHLの子どもたちが山から持ってきたのか、HHLのランや植物があるのと同じように、HHLでは見られないランや果樹がたくさん見られる。今回はじめて撮影した「ドラゴンフルーツ」もそう。ということは、ここが都市部とHHLほか山岳民族の文物の交流拠点であるといっても過言ではないのだろう。
この小学校+中学校ではタイ語で授業が行われる。
マイクロベラ 2014.07 自宅
ドラゴンフルーツ 2015.07
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