村人の工作

村人、ここでは当方のホームステイする家のご主人の竹ヒゴ作り、竹籠を編むところを撮影した。竹ヒゴ作りを撮影するのは2012年10月に続いて2回目。色を見ればわかるように竹ヒゴ作りでは生の竹を使っている。丸い竹を12mm幅ほどに小割りして、竹の厚みの分5〜6mmを6〜7分割している。このヒゴは竹籠の材料にもなるし、ものを結束する紐の代わりともなり、村の細工物の基本ともなっているようだ。

今回(2013年8月)撮影した竹籠は、村で飼育している鶏の雛を町の市場に出荷するためのものと聞いた。

前回の取材の時、いつ村を訪問しても鶏やアヒルの雛がいて、全体的に数が変わらないように見えるのは、増加分を我々が食べているのかまたは出荷しているのかという疑問の一つの回答であったようだ。

それにしても、村の人たちは竹を細工するのにほとんど素手である。竹の繊維は強いので人の皮膚など簡単に突き破るだろうに。

竹籠作り_1308HHL

( Youtube動画再生  02’11)

竹ヒゴ作り_1210HHL

( Youtube動画再生  03’40)

2013.08 HHL   ニウェさんが使っている山刀。(前ページと同じ写真)