イネ/Oryza sativa

 ◆2013年8月 タイ HHL 水田地域

イネ科 イネ属 世界三大穀物 一年草 

 2013.08 雨季のHHLの水田。

 ◆参考資料 乾季のHHLの水田地域

2013.09.21 上は長野県ちくま市の水田のイネ。既にちくま市周辺では稲刈りが始まっていて稲穂が重そう。


 米作地帯はどこも同様だと思うが、自家消費用は手で刈り、天日で乾燥させる。農協に出荷する米(流通米)は機械で刈り取り、農協の倉庫で乾燥させられ備蓄される。さてどちらの米がうまいのだろう。

 当方は味覚音痴なのでどちらがどちらより、より美味いか不味いかなどほとんど無頓着。きっと、手で一握りづつ鎌で刈り、丁寧に天日で乾し上げたものの方が美味いという宣伝文句は少しは的を得ているのだろう(残留農薬や大気汚染のことを無視すれば)。であれば、農協や米農家はいわゆる流通米を購入する消費者を間抜け扱いしていることになる。そんな農協や農家をTTPから保護する必要があるのかというと甚だ疑問。


2015.02.07 どうでも良い追記:コンバインで刈り取られて地元の農協の倉庫に集められるものはまだ少しは良心的。最近の風潮では、遠方から買い付けにくる業者に田んぼに植わったままそっくり売り渡し、それらがどこの商標がついて消費者に届けられるかなどどうでも良い。「少しでも実入りの良い選択をすること」が賢さの基準。

 ちょっと斜めから俯瞰すれば、それら賢さの姿勢が自分に降りかかってくるのが見えないだろうか。 賢く得た金さえ与えれば子は育つ。そうして育った子は、親や仕事や郷土を大切にしようと思うだろうか。金を恵んでくれる間は大切にしてくれるかも知れない。(地元の商店に目もくれずネットショップに頼る人間・自分を偖置いている)


 HHLは? 年寄りも若者も村にいて、お互いを尊重しながら生きている。20代の若者が小学生ほどの年代の子どもたちに、自分が年寄りから教わった村の歌や物語を聞かせ、民族固有の精神を継承しようとしている姿が印象的である。

 白カレン族は日本と同じように民族固有の文字を持っていない。歌(唄)や語りによる伝承そのものが民族の誇りであるようだ。

 2013.03 HHLの水田地域。

 2013.03 HHLの水田地域。

 ◆参考資料 雨季の北ラオス(ナンヤン村)の水田
 ◆参考資料 日本の米
 ◆2014.08 雨季 HHL
 ◆2015.08 雨季 HHL/タナパーの水田 :動画は水田周辺の野菜メニュー冒頭に配置

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