針なしミツバチa_1302a / 2013.02 HHL
( Youtube動画再生 02’23)
針なしミツバチ/Meliponinae spp.
ハチ目 ミツバチ科 ハリナシバチ亜科 ハリナシミツバチ亜属
2013.02 HHL 針なしミツバチ
2013.02 HHL 針なしミツバチ 茶色の巣門を作る種
針なしミツバチは前ページの東洋ミツバチと比較するまでもなく大変小さな蜂である。3mm〜4mm程度であり、ここに上げた写真で針なしミツバチを初めて見る人はアリのようだと思うだろう。実にそのくらい小さい。
当方は撮影の話
従って針なしミツバチの撮影には接写が効くカメラが必要。
ここで前ページの続き、
刺せない、噛めない相手にたいてどのような攻撃を仕掛けるか。東洋ミツバチ(日本ミツバチも)スズメバチに対して団子になって体温で熱殺するという方法をとる。針なしミツバチは---当方が見舞われたのは蜜なのかプロポリスなのかカメラ本体やレンズを粘液だらけにされてしまい、その掃除が大変だった。黒いボデーのカメラが蜂蜜で汚れてまだら模様になってしまった。
一番困ったのは外部マイクやヘッドホンを差し込む小さな穴にまで粘液が付けられたことで除去・掃除が大変だった。
2004年のタイ取材の時、持参した三脚が壊れたり、DVCAMテープが足りなくなったりして、急遽代表のビデオカメラをお借りした。
そのビデオカメラは陸上での撮影でありながら水中撮影用のカバーが着いていた。雨季には空模様が急変し猛烈なスコールに遭うこともあるし、当方自ら体験したが足下が緩んで水たまりで転んでカメラを水浸しにしたり、そんなリスクを回避する一つの方法だと思い至ったが、記録の質が大事かカメラが大事かという視点で見ると意見が分かれる。プロのカメラマンはカメラが大事と言うだろう。
雨は傘をさせばある程度対策できる。針なしミツバチはそうはいかない。
夜間、照明を点けて撮影するときは、自分は勿論のこと、カメラのまわりに虫がこないように防虫剤をレンズフードやマイクに振りかけておく。(昆虫を撮影するときにそれをやるとカメラを近づけられなくなるから要注意)針なしミツバチにはそれがほとんど効かなかった。
今回は汚されっぱなしで確とした対策をしている時間もなく掃除するだけが精一杯の対策というか抵抗だったが、次回があったら、水中撮影用のカバーとまではいかないが、レンズにはフィルター、ボデーにはレインカバーまたはポリ袋を装着して臨みたいと考えている。(マイクをどうするか、カメラマイクにポリ袋のカサカサした音が入ったら台無しになるのでワイヤレスを付けるしかないかな)
(撮影をする人に何かヒントになっただろうか?----役立たせようと考えて書いているのではないので良いのです)
針なしミツバチb_1302a / 2013.02 HHL
( Youtube動画再生 01’03)
2013.02 HHL 針なしミツバチ 巣門が白い種 立て置き
2013.02 HHL 針なしミツバチの巣置き場
2013.02 HHL 針なしミツバチ巣箱の内部
2013.02 HHLにて。 針なしミツバチの蜜は球状の袋(ハニーポット)の中に蓄えられている。この竹の巣箱1本から1年に、約500ccくらいの蜂蜜が採集できる。1軒の家が30〜50本ほどの巣箱を持って自宅の周りや林内にセットして管理している。
※養蜂関連の詳しい情報はGONGOVAの報告書等を参照してください。
針なしミツバチa_1308Thai
( Youtube動画再生 01’20
針なしミツバチb_1308Thai
( Youtube動画再生 01’28
針なしミツバチのハチミツボトル資料は前のページを参照してください
針なしミツバチb_1402Thai
( Youtube動画再生 00’24 )
針なしミツバチc_1402Thai
( Youtube動画再生 00’50 )
針なしミツバチa_1402Thai
( Youtube動画再生 00’31 )
PYYの貯水タンク建設現場のすぐ脇にあった木の刈り払われようとした太い枝の傷口から滲み出る樹液に集まったハリナシミツバチ。花粉や樹液ばかりではなく、色々なところに姿を見せる。集めたものを体内のある成分と調合して、巣門を作ったり、ハチミツポット、蜂蜜そのものと様々な形に加工して行くのだろう。
人は人にとって好ましい味や香りをハチミツに求めているような気がする。単純な発想で、バラのハチミツ、レンゲのハチミツといった風に、ミツバチの生態を無視して、人に都合の良い使役のみを課そうとしているような気がする。働かせるばかりじゃね。
ハリナシミツバチ08_1508HHL
( Youtube動画再生 00’29 )
タイ・ソクズ01_1508PYY
( Youtube動画再生 01’18 )
「ハリナシミツバチ08」はHHLの東尾根の展望台となっている一番高い所。その松の木の根方に近い祠からハリナシミツバチの自然巣の入り口が顔を出していた。「タイ・ソクズ01」はPYYのそこここに見られる日本とほとんど同じ大きさ、姿のソクズ。この花には色々な昆虫が来ていたが、中でもハリナシミツバチがたくさん集まって蜜や花粉を集めていた。
針なしミツバチの巣09_1608MHH
( Youtube動画再生 02’19 )
針なしミツバチの巣09_1608MHH
GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme
MHH / タイ国、チェンマイ県南西部 白カレン族居住山村
研修生宿舎のベランダ下に営巣されたハリナシミツバチの巣(巣門)。
冒頭にはスズメバチの姿も映っているが、スズメバチがハリナシミツバチを狩るのかどうか?疑問符付き。ハリナシミツバチが集めた花粉を狙っているのか?。いづれにしてもハリナシミツバチの小さいことが良くわかる。
針なしミツバチの巣10_1702BMHH
( Youtube動画再生 00’53 )
「針なしミツバチの巣10_1702BMHH」
GONGOVA 2017,BMHH / タイ国、チェンマイ県南西部 白カレン族居住山村
BMHH=Ban Mai Huai Hia, Chom Thong, Chiang Mai, Thailand
上の写真2点とも、 Mr.Y.Yamada氏が撮影したものです
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