東洋ミツバチa_1302a / 2013.02 HHL

( Youtube動画再生  00’25)

東洋ミツバチ/Apis cerana

ハチ目 ミツバチ科 ミツバチ属

HHLの養蜂農業では3種のミツバチを飼育(養蜂)しているが、これは日本ミツバチの源流ともいえる東洋ミツバチ。村の家々の軒下や戸外の大きな木のうろや株元など、東洋ミツバチが営巣しそうな場所に置かれている。2月〜5月くらい(乾季の終わり頃)が分巣、採蜜の時期であるようだ。詳細はGONGOVAの資料等参照のこと。


撮影に関しては、養蜂、養蜂農業の研究の邪魔にならないから記しても差し支えないかな。

当方は日本で野草や昆虫を探し歩いていて何度かミツバチに刺され、痛い目に遭っているのだが、その多くは西洋ミツバチ。日本で普段目に付くのは西洋ミツバチだから要注意。それに対して東洋ミツバチは滅多なことでは刺さないという。村にはもう1種針なしミツバチ(針なし蜂)の養蜂が盛んに行われていいて、それも刺さない。ただ2種とも噛み付くことはあるようで、そのために衣服の中や髪の毛の中に入り込まれないような注意は必要ということで簡易な防護服を着て作業をしている。針なしミツバチに関しては防護もしていない。

なぜ髪の毛に注意するのか、髪の毛=黒、黒いもの=熊や獣。ミツバチの蜜や幼虫を捕食する天敵に対する集団自衛のDNAによって引き起こされるパニックに合わないようにするということだ。髪の毛、目、耳や鼻の穴も黒い(暗い)それらは攻撃対称となりうる。

ここまで書くと当方の記したいことが想像つくと思う。

カメラも、カメラのレンズも黒い。

これをどのように蜂の攻撃から守りながら撮影を続けるか。


つづきは 針なしミツバチの中で。

 ◆2013.03 HHL 東洋ミツバチの巣/村の養蜂農業レクチャー時の記録

2013.03 HHL 東洋ミツバチの蜂群に触れているところ

2013.03 HHL 次々にさなぎから羽化する個体を観察

 ◆2013年02月HHLの記録

東洋ミツバチa_1308Thai

( Youtube動画再生  01’18

 ◆2013年8月 HHLの記録

2013.08 HHL 東洋ミツバチ

東洋ミツバチa_1402Thai / HHL

( Youtube動画再生  01’02)

 ◆2014年2月 HHLの記録

採蜜樹a_1402Thai / HHL

( Youtube動画再生  00’53)

2014.02 HHL 森林資源研究・研修センター2Fバルコニーから手が届くようなところに植栽されている果樹(未確認)の花に東洋ミツバチが群がっている様が見られた。これまでも採蜜しているところを撮影しようとトライしてきたが、充分とは言えないがようやく自然の姿を残せたようだ。

 ◆参考資料

2015.02 オオミツバチ PYY/パユヤム村 

 ◆上段は2013年2月の記録、2013年8月以降の記録は下段に掲載
 ◆2015年8月 HHLの記録

東洋ミツバチ05_1508HHL

( Youtube動画再生  01’01)

 この巣は今年の春にお披露目のあった「白カレン族の伝統的竹製家屋展示施設」の屋外トイレの脇に伐り残されていた木の、根方に近い部分である。村内の巣箱から分巣した一つであるかもしれない。村人はこれらの自然巣を大切にし、分巣の時期に、この巣から女王蜂となる資格のある蜂を数匹捕まえて、自分の「待ち箱」に移し、営巣させ、そこで得られる蜂蜜の一部をいただくという利用の仕方を採用する。ミツバチ全部を捕らえる、蜂蜜を全部採取してしまうということはしない。

2013.02 ハリナシミツバチ HHL 

 ◆2016年3月 タイ BMK/チェンマイ県北西部の記録

東洋ミツバチの自然巣01_1603BMK

( Youtube動画再生  01’56)

ミード(蜂蜜)酒01_1603BMK

( Youtube動画再生  01’24)

 2016年2月〜3月のGONGOVAは活動拠点をHHLからBMKに移して行われた。このBMKでは養蜂はこれから取り組む産業であるが、ミツバチとの関わりが無かったわけではない。ここにUPした映像は3月6日夜、村のジャン氏が我々のために採集してきた東洋ミツバチの自然の巣。および、BMKで利用されているミード・蜂蜜酒。蜂蜜酒は飲んで楽しむものというより薬として使われるものという。そこに自然があり人が住めば、様々な関わり方や利用の仕方が生まれる。どの視点に立っても日本人が置き忘れている知恵が生きているのに気付かされる。

動画の簡単な解説はYoutubeの説明文を参照下さい。

 ◆2016年8月 タイ BMHH/チェンマイ県南西部の記録

東洋ミツバチの巣06_1608MHH

( Youtube動画再生  01’17)

東洋ミツバチの巣07_1608MHH

( Youtube動画再生  01’43)

東洋ミツバチの会議01_1608MHH

( Youtube動画再生  01’24)

東洋ミツバチの巣06_1608MHH

GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme

MHH / タイ国、チェンマイ県南西部 白カレン族居住山村


研修生宿舎のベランダ下に営巣された東洋ミツバチの巣の外側。

映像前半では、スズメバチの接近に対して集団防御反応を繰り返しているのが見える


東洋ミツバチの巣07(内側から)_1608MHH

研修生宿舎のベランダ下に営巣された東洋ミツバチの巣をベランダ下の物置から覗き見た。

一度形成された巣が放置され、新たに巣作りが始まったところのようだ。


東洋ミツバチの会議01_1608MHH

研修生宿舎のベランダ下に営巣された東洋ミツバチの巣の入り口の点景。

西洋ミツバチの8の字ダンスに近い行動なのか?

巣を襲うスズメバチ01_1608MHH

( Youtube動画再生  01’54)

 ◆2017年2月 タイ BMHH/チェンマイ県南西部の記録

東洋ミツバチの巣10_1702BMHH

( Youtube動画再生  01’20)

東洋ミツバチの巣11(土の中)_1702BMHH

( Youtube動画再生  00’49)

youtube動画に附した説明

 「東洋ミツバチの巣10_G1702BMHH」

後半の巣が写っている映像はMr.Y Yamada氏の撮影。音声はアテレコ。BMHHの高床の家の床下に重ねられた戸板の空間に巣作りしていた。Mr.Y Yamada氏はこの映像撮影時に唇を刺されたという。


 「東洋ミツバチの巣11(土の中)_G1702BMHH」

家を新築するためになだらかな土の斜面を切り取った垂直部に、多分、太い木の根株、またはシロアリの巣で形成された横穴に営巣していた。解説は富田育磨氏。


GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme

GONGOVA 2017,BMHH / タイ国、チェンマイ県南西部 白カレン族居住山村

BMHH=Ban Mai Huay Hia, Chom Thong, Chiang Mai, Thailand

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