ハイクサネム/ギンネム

白花のネムの木、または白花のオジギソウという印象で撮影をしたが、ハイクサネムという北米原産の草本であることがわかり、原産地で触れることのできた野生がまた一つ増えた。

このオジギソウに似た葉に対して就眠行動が見られるか数株で試みた記憶があるが、どのような反応だったかはっきり覚えていない。きっとこの草むらに踏み込んで撮影していたので、普通のオジギソウであればそこいら中が平べったく倒れてしまっていただろうが、そうなっていたような絵が思い浮かばない。

この草にはアシビロカメムシc(アシブトカメムシ)がコロニーを作っていた。このカメムシは大きいので、その重みで就眠行動が起るのだろうが、それはなかったようなので、就眠行動はなかったのではないか。

※アラバマ取材から1週間後の北タイ取材時にオジギソウの新しい姿を撮影したので、そこにもリンクを貼っておく

  こちらは茎に細かい棘があってほかのものにからみついて3mほどの高さになっていた。こちらは就眠行動が見られた。

マメ科 タチクサネム属 北米原産 越年草

Desmanthus illinoensis

上はすべて 2012.09.30 メンフィス、ミシシッピー川岸で撮影したもの。

 ◆参考資料 

2012.10.16 タイ、チェンライ市内のオジギソウ?

2012.10.16 タイ、チェンライ市内のオジギソウ?

※ジャンプしてきた元のページに戻る時にはブラウザーの戻るボタン「◀」で戻ってください。