村の料理/デザート

バン・フェイヒンラートナイ村の主食は白米で、当方等が村に滞在する時に供される時の米の炊き方はいわゆるスティームライスで硬さも日本で普段食しているのと同じで違和感を覚えたことはない。

おかずは地場の野菜がベースで栄養価を考えて、肉や魚、鶏卵が加えられる。2段目の右の皿は辛みの香辛料の皿。楕円形の白いものは生のニンニクのスライス。赤や緑はとうがらし。この他にも数種の地場の辛みが魚醤に加わっていて、村の食事にアクセントを添えてくれる。

すぐ上の皿が当方のほぼ1食分。いわゆる「ねこまんま風」に米の上におかずをスープごと載せ、辛み香辛料を適度に振りかけていただく。

村においしいものを食べにきたのではない。若い人たちのように体を動かす訳ではない。日本での日常が何においても過多に過ぎていて、村に滞在している間くらい、過多を排除することが健康的である。

きっと、村人たちはもっと質素な食事であるに違いない。そして当方等より遥かに働き者である。