ノゲイトウ(セロシア)/ Celosia argentea L.
2012.10.16 チェンライ市内のホテル近くのオフィスの庭先で撮影。
このノゲイトウは園芸品のように育てられているが、2004年2月に当方が初めてタイ・チェンライに来て宿泊したホテルは、市内のはずれの広大な田園が取り囲む昔のタイ王宮のようなホテルで、一歩外に足を踏み出すと水田雑草をはじめ多くの野草と出会ったが、このノゲイトウもその一つ。残念ながらその時は35mmフィルムで撮影していて、当時のフィルム一式が散逸してしまい手許に記録が残っていない。その時、かなり大きな川岸がこのノゲイトウに覆われているような所があり、そこで観察し撮影した。その時のノゲイトウの姿は、背の高さを測れば2mは優に越す高さであったろうと思うが、その多くは風や増水した水で押し流されたように地面に横たわるようになって足下を覆って岸辺の地面を隠していた。花はと見ると上掲のように上に真っ直ぐ伸び上がっているのではなく、自由勝手気ままにくねくね曲がったり、渦を巻いたりしていて、何かの造形の失敗が大量に捨てられていたような景色だった。それが面白くてかなりの枚数撮影した筈だが記録がないのは残念。でも、それに近い光景にはきっと再会できると思っている。
2008.09.28 ガイコツ山のケイトウ
ヒユ科 ケイトウ属 インド〜熱帯アジア原産 一年草
2012.10.27 長野県千曲市のハゲイトウ
2013.03.11 HHLを出村しチェンライ市内に戻る前に、HHLと縁戚関係にある象使いのいるカレン族の村を訪ねて、研修参加学生たちは象乗り体験を行った。その象のいる村の川縁にノゲイトウがたくさん咲いていた。
ノゲイトウ_1308Thai /2013.08 Thai
( Youtube動画再生 00’42)
2013.08 タイ チェンライ市内。 市内を流れるKok川を渡る橋の手前の草むら。
日本で撮影したものを海外のデータに貼付ける事態となった。これぞ当方の求める素材の形に近づいているのかも知れない。事象を、その知識を得たところ、普段目にしている環境を基準に認識するのではなく、その知識をすら捨てた所から見ないとより正確な姿を捉えられない。園芸品種というのはその斜視的視点をも覆す。
BMK=Ban Mae Khrai メークライ村 タイ、チェンマイ県北西部 白カレン族の居住山村
ノゲイトウ02_1702BMHH
( Youtube動画再生 00’58)
Youtube動画に附した説明
ノゲイトウ02_1702BMHH
GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme
yasou.jp,GONGOVA 2017,BMHH,国際協力研修,自然環境資料
BMHH =Ban Mai Huai Hia, Chom Thong, Chiang Mai, Thailand
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