Den.thyrsiflorum シルシフロラム

2012.03.27 BHHL.当方が村に着いた日に撮影した時の状態

このランの着生している木はテングビワハゴロモのペアーがいた木である。このランの開花の状態とテングビワハゴロモの観察を同時に行っていた木である。

最上段の写真の奥に写っている木を見ると、前ページのDen.シグナツムが着生しているのが見える。この木のすぐ後ろには小さな川の流れがあり、常に湿度を供給している。

これらのデンドロビウムの原種を当方は繰り返し育てていたのだが、実際にその原種の育つ環境に数日ではあるが滞在してみて、如何に所沢の環境とかけ離れているかを体感した。所沢向きではないことがよくわかったし、今生きながらえているランをもっと大切にしてあげなくてはと、その場では誓ったが、帰国してしまうと忙しさに鎌けて、なかなか手入れをしてあげられない。

さて、花芽がない状態、2010年8月にこのバルブを見たときはDen.クリソトキサムと判定していたが、花芽が白いことからシルシフロラムに改めることにした。開花した状態を観察したかったが、またの機会があることを期待しよう。

2012.04.01 BHHL.当方が村を離れる直前に撮影した状態。

2012.03.27 BHHL.当方が村に着いた日に撮影した時の状態。まだ花芽がまとまった状態だった