ジャックフルーツ

2012年4月1日　村を出てチェンライ市内に向かう途中の食事休憩に立ち寄った店の裏で見つけ撮影した。双方、優に30c以上の径があり、右の実はほとんど根方から実の茎がついていて、実そのものも地面についてた。左のみはかろうじて空中にぶら下がっていたので揺らしてみたが、相当な重量感があった。

はじめはこの歪な形からドリアンかと思い込んだが、ドリアンの棘はもっと荒々しく尖っているのでちょっと自信がなくなり、調べ直してジャックフルーツであると見方を変えた。生のジャックフルーツの実を食べたことがあるのだろうか、記憶にないが、当方はタイ、ラオスから日本へお土産に買うものの一つにドライフルーツがあり、空港にはジャックフルーツのドライフルーツも売っているので、それならば食べた記憶がある。

クワ科　　パンノキ属　インド、バングラディッシュ原産　常緑高木　

ジャックフルーツ_1408HHL/西の沢

( Youtube動画再生 00’38)

1408　HHL/西の沢　：西の沢を蛇行する川を3、4回渡った先の道ばたに転がっていた。30ｃｍ、5kgは優にあるものなので、こんなのに直撃されたら大変だなというのが第一印象。例えば、パパイアも大きくなるし熟すと自然に落下してくることもあるだろうが、皮が柔らかいので、直撃を喰らっても水の固まりを被ったようなもの？大変なことには違いないが致命傷になることはないだろう。GONGOVAではヤシの木の下、半径2ｍ以内には近づかないという安全基準を持っているが、ヤシ以外にも落下する果実があることを知っておく必要があるのだろう。食べたことがないので食欲よりまずその心配が先だった。次にこの実の親木はどれかと辺りを見上げて探したがまったく見当がつかなかった。HHLの村人の家の庭に、ジャックフルーツを育てている家があり、HHLではそんなに珍しいものではないということなのだろうか、この後1週間程この場に転がっていた。村に持ち帰って食べてみたら良かったと思わないでもないが、ビデオや三脚他を担いだ上にこれを持ち帰るのはためらいの方が大きい。

ガイさんの店頭に並んでいたジャックフルーツ。自前の庭で穫れたものか仕入れたものかわからないが、今回もトライするチャンスがあったのに食べていない。次回、次回といってトライしていないものがいくつあるだろう。でも、人生なんてそんな事の連続みたいなものかも。

タイ・ジャックフルーツ02_1508HHL

( Youtube動画再生 01’11)

タイ・ジャックフルーツ03_1508HHL

( Youtube動画再生 00’39)

東の水田地域の一画、南に山を背負い、北面にHHLの水田地域を眺めることができる水田小屋で休んでいるときに目の前に大きなジャックフルーツの実が落ちているのを見つけた。以前は周囲に親木を探して見つからなかったが、今回は水田小屋の屋根を覆うように葉を広げた親木を見つけ、また実を沢山着けている様子も撮影することができた。が、他所の家のものとわかているので、持ち帰るわけにも行かず、結局まだ食べたことがない。

でも、これが木の梢から落ちてきたら、シュロで葺いた屋根など簡単に破壊するだろう。風が強いときには、うかうか小屋で昼寝なんてできなさそう。

タイ・ジャックフルーツ04_1602BMK

( Youtube動画再生 01’17)

Youtube の動画に附した説明文を引用

タイ・ジャックフルーツ04_1602BMK

BMK＝メークライ村／タイ、チェンマイ県北西部

前半はスータップ家の庭のジャックフルーツ、後半のスライドショーは小中学校の校庭のジャックフルーツ。5ｋｇ以上もありそうな大きなジャックフルーツが子どもたちの頭を直撃したら、と考えると少々心配になる。が、きっと大人も子どももジャックフルーツがいつ食べごろになって落ちてくるか待ち構えているとしたら-----それでも幼児や小学生では受け止められないだろう。