ノボタン/Melastomataceae

2012年3月28日 村の尾根筋で撮影した。乾季の終わりで、日々気温も上がり湿度も徐々に高まって雨季に移行しつつあるこの時期の村を代表する木の花であろう。村の民家の庭先では見なかったようだが、一歩山道に入るとそこここで紫色の花を咲かせていた。

当方はこの花の紫色に日本の古典の色彩を強く感じる。古代からの紫を高貴とする原点がここにあるのではないかとさえ想像する。

あくまでも直に対面したときの印象であって、資料的な根拠はない。

ノボタン科  ノボタン属  熱帯、亜熱帯産 

 ◆資料: 2000.09 サンフランシスコのシコンノボタン(園芸品種)/ブラジル原産
◆2012.03 タイ チェンライ市内
◆上段は2012年3月の記録、2014年2月以降の記録は下段に掲載
 ◆2014年2月 タイ、HHL/チェンライ 白カレン族の村

ノボタン_1402Thai /2014.02 HHL チェンライ

( Youtube動画再生  00’32)

2014.02 HHL  前回撮影した時よりも1ヶ月近く早い時期であったためか、開花している株はあまりなく、これが一斉に咲き誇っている状況を思い出して楽しむのみ。それにしても、8月に来た時には2回とも、10月にも撮影記録がないというのは、雨季のはじめ頃のみ開花するのか、単に見落としているだけなのか、次回があったら確認してこよう。

下段の資料は2013年8月にHHLの南尾根下で撮影した野草で名前のわからなかったものが、別の資料を探していた時に行き当たった。以下にその資料サイトと当方の資料を配置する。


 「Sonerila griffithii ノボタン科の草本」

 http://naturingthailand.blog89.fc2.com/blog-entry-1008.html

 タイネイチャリング  ピーミーさんのサイト

 ◆参考資料/Sonerila griffithii ソネリラ(ノボタン科)

2013.08 HHL 南尾根の下

2013.08 HHL 南尾根の下

 ◆2015年2月 タイ、HHL/チェンライ 白カレン族の村
 ◆2016年8月 タイ、MHH/チェンマイ 白カレン族の村

ノボタン02 1608MHH

GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme

MHH / タイ国、チェンマイ県南西部 白カレン族居住山村

村の水田地域で撮影、動画を撮影した時点では蕾しか見れなかったが、出村間近になってようやく、いくつか開花し始めた。

ノボタン02_1608MHH

( Youtube動画再生  00’52)

新所沢駅の花屋の店頭に30cmほどのミニチュアサイズのノボタンの鉢植えがたくさん並んでいた。

 ◆2016.10 新所沢駅の花屋の店頭

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