オオミツバチの巣の採取
オオミツバチの巣の採取
BMKの養蜂資料
オオミツバチの巣の採取(2)
( Youtube動画再生 04’53)
獰猛なオオミツバチの攻撃を防御する準備
Photo by Mr. Y.Yamada
オオミツバチの巣01_1603BMK
( Youtube動画再生 01’11)
Youtubeの説明文の引用
ミード(蜂蜜)酒01_1603BMK
BMK=Ban Mae Khrai メークライ村、タイ チェンマイ県北西部
2016年3月6日、BMK出村前日の収録。東洋ミツバチ(在来種ミツバチ)の蜂蜜から作られたミード・蜂蜜酒(自然発酵)。ここでは3年ものの蜂蜜と1年ものの比較を見せてくれた。村では酒として楽しむというよりカレン族の伝統的な家庭医薬品として利用している。後半の解説者はMR.Y.Yamada。
東洋ミツバチの映像&写真は、上段のオオミツバチの巣の採取の前日=BMKを離れる前日の夜、村のリーダー/ジャン氏が夕食後にチェーンソー、ヘッドランプという出で立ちでバイクにまたがり出かけ、小一時間程後に持ち帰ったもの。BMKでは東洋ミツバチ、ハリナシミツバチの養蜂は行っていないが、どこに営巣しているか、蜜は溜っているかという観察、情報は持っていたようだった。
我々がBMKを離れる最後のプレゼントとしてこの東洋ミツバチの自然巣を採取してくれたように思う。何故、日が暮れてから採取したのかは、木を切るところを見られないためだったと推測する。
ミード酒は大きいペットボトルは昨年収穫した東洋ミツバチの蜂蜜。指差している方は発酵している3年前のもの。山田氏にテイストしていただいているがそれほどアルコール度数は高くなさそう。BMKの常温で保存して自然発酵しているということは、採取したときの湿度や蜂蜜そのものの糖度の問題=性質によるものだろう。村人はこれをアルコールとして楽しむというより、家庭医薬品として利用しているようだ。
木に打ち付ける釘は手製の竹釘。
ハンマーは鉈の背。
人と比べると巣の大きさが良くわかる。でもこれは本来採取するのに充分な大きさには足りていないということだった。
巣を切り取っているところ。この時はほんの一部だけ残してほぼ全摘した。
2010年8月に北タイを取材したとき、白カレン族には高木の枝に営巣するオオミツバチの巣を、命綱を着けずに登攀し採取する技術があると聞き、また村人が撮影した映像も見せていただいた。その時から自分自身の目で見たり撮影することを夢見てきた。夢見るだけでなく、もしその機会が来たらより良いアングルで撮影できるよう、昔使用したロッククライミングの機材一式を持ち込んでもいた。オオミツバチの営巣&採取時期がおよそ4月〜6月半ばまでということで、自費で村に滞在し取材することも考えたが、年々営巣数そのものが減少していることなどから、採取に巡り会う機会が得られるか不透明ということで見送っていた。
それが今回、本当に村を離れる日の朝、偶然その機会が訪れた。
とにかくぶっつけ本番、映像はカメラ任せ。竹釘を打ち付ける音だけなんとか収録しようと言い聞かせて臨んだが、つい欲をかいていろいろ動かしてしまった。1台のカメラで撮るのは難しい。(同行したMr.Y.Yamada氏の動画を使わせていただいた、感謝!)
ここにUPした動画は約40分のものを5分弱にカットしたもの。少しでも自然とともに生きる人たちの魅力が伝われば良い。
オオミツバチのサナギの素揚げ01_1602BMK
( Youtube動画再生 00’40)
東洋ミツバチの自然巣01_1603BMK
( Youtube動画再生 01’56)
ミード(蜂蜜)酒01_1603BMK
( Youtube動画再生 01’24)
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