BMKの生活(1)技術

BMK= Ban Mae Khrai  メークライ村/タイ、チェンマイ県北西部

 ◆BMKの箒作り

BMK扉作り01_1602BMK

( Youtube動画再生  03’52)

 ◆BMKの竹の加工(1)竹コップ作りほか

BMK扉作り01_1602BMK

BMK=メークライ村。タイ、チェンマイ県北西部

GONGOVAの現地労働作業の一つ「緑化及び換金性樹木の育苗用遮光ハウス=グリー­ンハウス」の建設中、村のリーダー/ジャン氏が竹を軸受けにした木製扉を制作する過程­を記録した。長年北タイに滞在して山岳少数民族の文化を研究されている研究者によると­、雨季を考慮すると、現地調達の生の竹または木製の建築物は1、2年で手入れ又は作り­替える必要が生じるとのご指摘であったが、映像の最後にコメントが入っているが、ここ­には目の前に材料・パーツが沢山ある、パーツを取り替えたり一部パーツを補充すること­で機能を回復させ利用することができると云う経験・伝統が「竹の軸受け加工」に現れて­いるのではないか。


BMK竹籠編み_1602BMK

BMK=メークライ村。タイ、チェンマイ県北西部

一人一人の作る人の個性なのか、地域差・産地差なのか、竹籠の底の構造が異なり、この­お年寄りの籠の底が一番凝った作りになっている。きっと上端も同様に太いヒゴを使った­丈夫な仕上げが施されることと思う。

タイ,箒作り01_1602BMK

( Youtube動画再生  03’37)

タイ,箒作り02_1602BMK

( Youtube動画再生  04’04)

タイ,箒作り01_1602BMK

BMK=メークライ村。タイ、チェンマイ県北西部

BMK,スータップ氏の庭先で箒作りをしているのを撮影した。材料の仕入れから、パー­ツの選り分け、組み上げ、仕上げといった一連の作業を垣間見る事が出来た。


タイ,箒作り02_1602BMK

BMK=メークライ村。タイ、チェンマイ県北西部

BMKの女性リーダー・メーデンさんが庭先で箒作りをしているのを撮影した。

BMK竹コップ01_1602BMK

( Youtube動画再生  00’52)

山刀の使い方02_1602BMK

( Youtube動画再生  00’33)

BMK竹コップ01_1602BMK

BMK=メークライ村。タイ、チェンマイ県北西部

竹コップ作り、これも前の村で取材しているので珍しくはないのだが、「北タイの自然」­シリーズでの紹介はなかった。竹の種類、詳細は分からないが太さ・厚みはどこもほぼ同­じように見える。BMKの竹コップの他と異なるところは、上部が大きく半月状に削り取­られているところ。口を付けるところはその反対側。つまり、削ることによって鼻が当た­らないようになるということだった。また底部の方、1/4程が表皮が削られ、底部が少­し窄んだ形状になっているのも異なる。


山刀の使い方02_1602BMK

BMK=メークライ村。タイ、チェンマイ県北西部

この映像は竹コップ作りの過程で出来た竹の端材を山刀で削っているところ。取り立てて­珍しい光景ではないが、山刀の使い方をよく見ると日本の刃物の使い方と異なる。

ちなみに、この端材ができたのは村人へのお土産に持参した日本のノコギリの効果。村の­道具ではこれほど薄く加工はできない。

BMK竹籠編み_1602BMK

( Youtube動画再生  01’32)

 ◆BMKの竹の加工(2) ◎竹の軸受けに注目!

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