カキドオシ/レンセンソウ・連銭草

シソ科 カキドオシ属 多年草 糖尿病

スギナのところで少し書いたが、カキドオシはハッカ成分を持っているので、飲んでもうまいし、薬湯にするとハッカ成分で肌がすーっとして大変きもちいい。一度これを楽しんだら病み付きになること請け合い。ヨーロッパのハーブの全盛期であるが、それは国内の野草を知らない無知の証。「昆虫の好きな度合いと教養は比例する」のと同様「国産のハーブを知る度合いと教養は比例する」のだ。ヨーロッパハーブの検定に熱を上げれば上げる程教養が低く見られることになるのだ。と自分で努力することをせずに、他を貶めて優越感に浸ろうとするどこに教養があるというのだ。・・・単なる言葉のお遊びです。

 ◆2012.05.21 自宅 半日陰干し
薬湯
 ◆2012.05.20 ガイコツ山

2012.05.20 今年はカキドオシの採集には遅すぎた。4月のはじめ頃からカキドオシは紫色のきれいな花を咲かせはじめるのだが、その花が終わる前に採集するのが一番の適時。今年は花も終わっていて、葉に虫食いがある群れがたくさんあって、それらを除けながらの採集だったので量がいつもより半分しか採れなかった。

これも帰宅してからすぐに水洗いして日陰干し。ある程度乾いたら直射で完全に乾燥させて乾燥袋に取り込む。

我が家の庭にもカキドオシがあるが、それは干した後入浴用。

 ◆2014.05.22 ガイコツ山&自宅

※このページの情報は野草趣味の人間が、より野草を楽しむために綴った記録で、薬効や効能はネットで見つけた情報の受け売りで、安全に関しても保証の限りではありません。

2014.05.28 22日にガイコツ山で採集した後、帰宅後すぐに水洗いをしてはじめ日陰干しで水気を切った後、直射で充分乾燥させるようにする。前ページのスギナは割と乾きやすいが、カキドオシは水分を多く含んでいるためなのか、なかなか乾かない。特に束ねる時に輪ゴムで止めた部分は風が通らないのである程度水気が切れたら右下の写真にあるように、束をほぐして平たくして直射に当てるようにし、更に時々裏返すとか手間をかけて乾燥を早める必要があり、それを怠ると湿り気のある所からカビが生じたり傷んでくる。広い干場があるところならば良いのだろうが、狭いベランダでは結構大変。また、日が陰ってくると部屋の中に取り込まなくてはならないし、楽しもうとするとその分神経も使う。ボケ防止の効能の方が大きいかも知れない。

 ◆2012.05.27 自宅 天日干し
 ◆2012.06.01 自宅 乾燥した状態

2002.05.04 五日市 カキドオシ

 ◆関連資料