ヤナギタムラソウVernonia noveboracensis

2012年3月27日 村に到着した日、一休みした後村の散策に出かけ、村の学校の教室の前辺りで撮影したと思う。記憶がはっきりしない。一目見て、ヤグルマギクと思い込み、日本の花屋や園芸品店に並んでいるものを撮影しても面白くない、それでもこの1枚があったので救われたというか、不明ではあるが資料が追加できた。

下段資料に日本で見られるヤグルマハッカとヤグルマギクを載せておく。チョット目には同じと写ってしまう程良く似ているが、よく見ると花びらの作りが異なるのに気がつく。

花の作りから見るとアザミ(キク科)の花の作りだが、葉はイチゴ(バラ科)の仲間の表情、まだ同定に至っていないが、便宜的にヤグルマアザミとしておく。

キク科  ショウジョウハグマ属  北米原産 

 ◆資料: 日本の似た植物(園芸品種)

2002.05.25 ? 日本のヤグルマギク

1999.07.20 ? 日本のヤグルマハッカ/ベルガモット

 ◆2012.10月の撮影記録

2012年10月 この年2度目の村、上段は乾季の終わり、10月は雨季の終わりと北部タイではほぼ正反対に当たる時期に植物や昆虫を観察できたとことは大変貴重な得難い時間であった。その貴重な時間に村の山野を歩き回り新しい出会いや同じ種や仲間との再会があったのだが、この紫色の花もその一つである。3月撮影したものは1本の花茎に1つの花しか見られなかったが、10月に撮影したものでは、1本の花茎に数輪の花をつけていた。また、その開花した茎の下部には新たな花茎(花芽)も覗かせていた。

花を横から写したカットがないのでわかりづらいが、花の構造はアザミの形を示している。

※2013.10記:本種が「ヤナギタムラソウ」であることがわかったので種名を修正記載する。

◆2012.03 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
◆上段は2012年4月の記録、2012年10月以降の記録は下段に掲載
 ◆2014年2月タイ、HHLの撮影記録
 ◆2014年2月タイ、チェンライ市内の撮影記録
 ◆2015年8月タイ、チェンライ市内の撮影記録

タイ・ヤナギタムラソウ01_1508HHL

( Youtube動画再生  00’56)

 ◆2016年2月タイ、BMK/チェンマイ県北西部

タイ・ヤナギタムラソウ02_1602BMK

( Youtube動画再生  00’42)

タイ・ヤナギタムラソウ02_1602BMK

BMK=Ban Mae Khrai  /タイ、チェンマイ県北西部 メークライ村。BMKの乾燥した水田で撮影。

 ◆2016年8月タイ、BMHH/チェンマイ県南西部 雨季

ヤナギタムラソウ03_1608MHH

( Youtube動画再生  00’32)

ヤナギタムラソウ03 1608MHH

GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme

MHH / タイ国、チェンマイ県南西部 白カレン族居住山村

この村で観察した花は園芸品種と見紛う艶やかさを持っている。これまでにも撮影しているが、今回が一番美事。

 ◆2017年2月タイ、BMHH/チェンマイ県南西部 乾季

ヤナギタムラソウ04_1702BMHH

( Youtube動画再生  00’29)

youtube動画に附した説明

 ヤナギタムラソウ04_1702BMHH

GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme

yasou.jp,GONGOVA 2017,BMHH,国際協力研修,自然環境資料

BMHH =Ban Mai Huai Hia, Chom Thong, Chiang Mai, Thailand

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