ガの幼虫? 

2012.03.28 BHHLの山中で撮影

この幼虫は12cmほどの大きさがあり、触った感触ではかなり固く目方も結構重たかった。成虫になったらさぞ大きな立派なガになるのだろうと想像はついたのだが、羽化まで待つことは叶わないので枯葉の中に戻した。

 ◆2012.03.28 HHL/チェンライ
 ◆上段は2012年3月の記録、2016年8月以降の記録は下段に追記
 ◆2016.08 MHH/チェンマイ

毛虫の歩行01_1608BMHH

( Youtube動画再生  00’57)

毛虫の歩行01_1608BMHH

GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme

BMHH / タイ国、チェンマイ県南西部 白カレン族居住山村


動画冒頭は山田善弘氏のものを拝借。大の大人が2人で毛虫を追いかけているのを村の人たちはどう見ているのだろうか。きっと体力のない怠け者しかいない国だから、ご馳走がいると喜んでいるように思われていそう。村のニワトリから見たら、自分たちがご馳走を捕まえる邪魔をする嫌な奴らだと思っているに違いない。

以前、HHLの尾根筋でこの毛虫を掌に乗せて観察したことがある。当然、逃げようとするので少し掌を畳んですぐには逃げられないようにしたのだが、その棘に触れた瞬間に電気に触れたような痺れがあって撮影するどころではなく、すぐ掌から振り落とした。掌に細かい棘がたくさん刺さっていて、アルコール綿で消毒すると掌が赤くなった。しばらく掌を握ることができなかったのを教訓に、その後は毛虫を掌に乗せることはしなくなった。

きっと村のニワトリは、こういった毛虫でも上手に美味しく食べるのだろう。