フトキンカメムシ/2013年8月種名付記 

2012.03.28 HHLの柿の木の葉についていた  このキンカメムシの幼虫と思われる個体は、この時点で1cmほどの大きさであり、成虫となったらどんなに立派なカメムシになるのか期待させるものがあったが、それを見届けることが叶わないのがわかっているので丁寧に撮影するだけで我慢。

この体色が赤みを帯びているのは脱皮して間もないからなのか、幼虫時代をこのような体色で過ごすのかわからない。

この写真には幼虫の形が似ているということから、日本のアカスジキンカメムシにリンクを張っておく。比較することによって、キンカメムシの幼虫と推測したことを理解されると思う。

キンカメムシ02_1203Thai / 2012.03 HHL/チェンライ

( Youtube動画再生  00’18)

キンカメムシ01_1203Thai / 2012.03 HHL/チェンライ

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Poecilocoris latus Dallas,

カメムシ目 キンカメムシ科 キンカメムシ亜科

 ◆上段は2012年3月の記録、2013年8月以降の記録は下段に掲載
 ◆2012.03 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

フトキンカメムシ幼虫_1308Thai/2013.08 HHL

( Youtube動画再生  01’33)

フトキンカメムシ1_1308Thai/2013.08 HHL

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フトキンカメムシ2_1308Thai/2013.08 HHL

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 ◆2013年8月 タイ、HHL/チェンライ 白カレン族の村の記録
 ◆参考資料 日本のアカスジキンカメムシ

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2013.08 HHL 研修センター下の草むらで撮影。2012年3月の幼虫の更に幼い幼虫と推測した。順番は入れ子になっているが、下段の成虫と併せてフトキンカメムシの3代の姿を見ることが出来たようである。(あくまで当方の希望を文章にしているのであり、前提となる推測が間違えていたら単なる絵空事)

2013.08 HHL 成虫は水田地域手前の川筋に出る途中。写真ではほとんど黒く写っているが、指でつまんでいる写真に再現されているように濃い群青色(インディゴブルー)。それが光線の加減によて金属光沢を放つ。脚や腹は全体が群青色。

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フトキンカメムシ幼虫_1402Thai/2014.02 HHL

( Youtube動画再生  00’15)

 ◆2014年2月 タイ、パユヤン村/チェンライ HHLの隣の白カレン族の村の記録

最上段の2012年3月の記録より1ヶ月以上早い時期の姿であることから、今回撮影したものの方が若い幼虫の姿であろうと推測できる。であるとした場合、偶然でしかないが、フトキンカメムシのふ化後の4態を記録できたことになる。

フトキンカメムシ幼虫_1408HHL

( Youtube動画再生  01’39)

 ◆2014年2月 タイ、パユヤン村/チェンライ HHLの隣の白カレン族の村の記録

2014.08 HHL:村の南の沢のほぼ中程にあるオチャノキに正しくお茶の花なのであるが、日本のお茶の木の花よりおおらかというかおおぶりの花を撮影しようとして、手前に張り出した枝をくぐった途端にこのコロニーと出くわした。2013年8月にもほぼ同じ幼齢の幼虫を撮影している。今回は残念ながら成虫とは出会えなかった。

 ◆2015年8月 タイ、HHL/チェンライ 白カレン族の村の記録

フトキンカメムシ03_1508HHL

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フトキンカメムシ04_1508HHL

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フトキンカメムシ05_1508HHL

( Youtube動画再生  01’15)