食用カメムシ/Tessaratoma papillosa_

2006.08.08 ルアンパバンのホテル庭  ルアンパバンの宿泊先ホテルの庭に植えられた樹木の枝にいるのを見つけ撮影した。コフキコガネのように腹部は白い粉のようなもので真っ白。この粉のようなものは手で掴んで撮影している内にどんどん剥がれて、後の方ではほとんどなくなってしまった。この粉のようなものは、何か他所の物質を着けたのか、体内から作り出したものなのか興味があるので何時か調べてみたい。先に出したコフキコガネやコフキゾウムシなどにも同じ疑問が出てくるので面白そう。

この時、このカメムシを手で摘んで撮影しているのをホテルのメイドが見て、呆れたような顔で、多分、臭くなるぞと言っていたのだと思う。その反応から2つ知ることがあった。1つはこちらの人もカメムシは臭いものと敬遠していること。2つ目は、実際にこの時ガスをかけられたと思うのだがそれほど臭く感じなかったこと。当方が鈍いのだろうが---。

ネットでラオスの昆虫を調べていたところ、このカメムシを食用にしている写真を見たことがある。当方は撮影の興味は人一倍強いが食べたいとは思わない。そのサイトをもう一度見つけられればこのカメムシの名前がわかるかも知れないが、それまではラオスで見つけたラオスカメムシとしておこう。

2点共、2011.08. ビエンチャン市内の市場にて撮影したカメムシ。上のカメムシと同じ種のようだ。

 ◆2006年8月 ラオス、ルアンパバン市内

食用カメムシ_2006 / 2006.08 ルアンパバン市内

( Youtube動画再生  01’55)

カメムシ目 ヘリカメムシ科 

 ◆参考資料/リンク

ヨロイオオカメムシ 2014.08. HHL/東の沢の下り口

Tessaratoma papillosa_

2015.02. HHL/コミュニティー・ハウス脇