アオイ科 ゼニアオイ属 欧州原産 一年草 荒れ地

ハイアオイ(ウサギアオイ)Malva parviflora

2000.09.26 ホテルとなりの荒れ地で撮影したもの。最近では日本国内にも進出して生育分布を拡大していて珍しくなくなっているが、元はヨーロッパ原産であるからアメリカにも帰化したということなのか、日本への中継地としてアメリカで進化したものが持ち込まれたか。こんなことを調べ始めたら楽しそう。

これもサンフランシスコ湾に面したホテルの隣の空き地で撮影したもの。フユアオイ?葉はカエデの葉のような5稜の形状であるがその先が尖っていて、下のイギリスのものは稜の先は丸い。

2002.08.08 長野千曲川で撮影

2002.08.08 長野千曲川で撮影

こちらの葉を見るとほとんど丸葉といっても良いくらい丸い、茎は横に這っていて、見てくれ的には最上段のものに似ている。

2008.08.26 イギリス、ロンドン、ハイドパーク

2008.08.19 イギリス、エクセター

イギリス取材の折りに撮影したもの。サンフランシスコのものとは葉の形ちが異なるので異なる種であると思われる。花も5弁に別れており、日本のゼニアオイと良く似ている。最下段の長野県千曲川の河川敷で撮影したものも葉の形が異なっているため地域ごとに変種(亜種)が出現し生育しているのかも知れない。

 ◆2000.09.26 SFC ホテル脇
 ◆参考資料

2000.06.27 ガイコツ山  ゼニアオイ

1999.06.13 ガイコツ山  タチアオイ