2008.05.05 自宅

イノモトソウ科 イノモトソウ属

イノモトソウ/Pteris multifida Poir.

 左は当方の部屋の前の靴脱ぎの脇に生えているイノモトソウ。その陰になって覗いているのはヤブソテツ。元々あったものか、当方が採集してきて植えたものか覚えていない。

 一時期シダの鉢作りに凝ったことがあって、このイノモトソウやヤブソテツは駅に行く途中にある用水(川ともどぶともつかいない)があり、その3面張りの壁の僅かな隙間に根を張っているイノモトソウやヤブソテツ、イヌワラビ、ときどきホウライシダなども見られ、それらを用水の梁にしがみついて、逆さまになりながら採集して持ち帰ったことがある。それらを軽石や富士砂などで鉢植えしたがどれもうまく行かなかった。

 その時手本にしていたのは北澤 廣著「しだ ー実際の栽培と記録ー」文化出版局刊。第一刷発行日が昭和58年5月22日となっているため今入手できるか甚だ疑問だが、内容はというと文章はほとんど読んでおらず、著者が作成しているしだの鉢作りや石着けの写真に感化された。そこい著された写真の一葉一葉には日本人の自然感、精神的な美的感覚を「しだ」という素材を題材にして再認識させる強い磁場・引力があった。

 この本についてはどんなに言葉を費やしても表現し尽くすことは難しい、大きな図書館に行けば所蔵されていると思うので是非見て欲しいと思う。

 当方がイノモトソウやヤブソテツを軽石、富士砂で植えたのは上記の本の写真を参考にしたからであるが、富士砂はあくまでシダの緑を美しく見せるための化粧砂であって栽培用土ではないことがわかってきた。その後も色々な用土を試してみたがイノモトソウの鉢植えについては成功していない。

1998.06.18年 自宅 ホソバイノモトソウ

 ◆2008.06.07 越生/黒山三滝
 ◆ 2012.06.18 秩父市浦山
 ◆ 2013.07.19 自宅
 ◆ 2015.06.07 自宅

オオタニワタリ、リュウキュウマメヅタを育てている鉢に、いつのまにかイノモトソウが住み着いていた。これまで何度もイノモトソウの鉢作りにトライしてきたが、うまくいったことがなかった。これはその失敗した鉢にオオタニワタリを植え込んだために生き返ったのかも知れない。問題は、このままだとオオタニワタリが大きくならない。どちらを活かすかの選択になりそう。

 ◆ 2017.09.20 正丸

イノモトソウ01_170920正丸

( Youtube動画再生  01’07)

イノモトソウ02_170920正丸

( Youtube動画再生  01’07)

 ◆ 2017.12.09 ガイコツ山
 ◆ 2018.05.26 自宅
 ◆ 2018.11.27 自宅
 ◆ 2019.01.30 ガイコツ山
 ◆ 2019.04.25 自宅
 ◆ 2021.01.14 自宅 ラン鉢に自生した苗を移植
 ◆2008年まで
 ◆ 2020.02.13 北岩岡
 ◆ 2021.03.09 芦ヶ久保
 ◆ 2021.03.16 正丸