シンビジウム/Cymbidium
シンビジウム/Cymbidium
シンビジウムはかなり手間のかかるラン。花屋で売られているように育てるにはどれくらいの手間がかかるのか想像するだけで我が家向きでないのがよくわかる。我が家の自然流では葉っぱだけが繁って、花茎はせいぜい2本くらいしか着かない。芽欠きをすれば良いだけのことなのだろうが、花よりも丈夫な元気な株にして長生きさせたいと思うと、新芽を欠いてしまうのは可哀想。というのは言い訳で、手入れを忘れ放ったらかしのためである。
シンビジウムは本来木の枝の付け根のあたりに枝をまたぐように乗っかっているもので地生ランではない。そして花茎も上に真っ直ぐ立っているものではなく、勝手に横に延ばしているもの。最近は花茎が垂れ下がる品種もたくさん見られるようになった。
2012.03.02 自宅。 エイコーという名前だったと思う。我が家ではこれが一番先に咲き始める。花茎に支柱を添えてあげるなどしない。狭いフレームの中でほとんど真横に花芽を伸長させるので、水やりの時など花芽を傷つけないよう気を使う。
ラン科 シュンラン属
2013.05に 自宅のシンビジウムの10鉢程について株分けと植え替えを行った。出来るだけ高さのある鉢を用意しておき、鉢編みを固定させた後に、鉢欠けや大玉の軽石を下にして、軽石・中、軽石小+鹿沼、鹿沼+赤玉と順に7分目まで入れた後に、根をきれいに洗ったシンビを置き、それらの根やバルブを押さえるように軽石、鹿沼土、赤玉土の混合を入れた後、水をたっぷりかけて出来上がり。コンディションが良いと数週間後には新しい芽が出てくる。シンビジウム系はある程度鉢に根が回らないと花が着かない。当方は無精なものだから植え替えは5〜6年に1度。バルブが鉢からはみ出しそうになるまで放っておく。でも、手をかけるとそれに応えるように芽が出たり花が咲くので、やりがいはある。