2008.03.08 自宅

Polybulbon

ポリブルボン

 このランも我が家に来てから30年近く経つだろう。始めこれを見つけ購入したのは初詣に行った川崎大師の参道を入って間もない花屋。そこに福寿草などと一緒に並んでいた。その当時はそれほどランに興味をもっていなかったので、これが洋種のものとは知らず、福寿草などと同じ早春の野草として数年間は冬でも外で育てていた。

 今写真で見るように元気なのは、その時の試練を乗り越えたからだと思う。と、勝手なことを書く主だが、一番悪いときは生きているバルブが3個くらいにまでになってしまった。

 洋ランであるとわかってからは冬は風呂場の窓際の特等席に置かれ、少しづつ回復してきた。

 ポリブルボンという名前がわかったのはこのHPの作成に取りかかってから。それまでは、 日本の野生ランの中にオサランやムギランといった良く似たバルブ、葉姿のものがあり、それに準え洋種のムギランとしていた。

 植え方としては写真でわかるように棒ヘゴ4本束ねてそこにまたがらせているだけ。その前はこのヘゴを水苔で包んでその上にまたがらせていたが、水苔は乾きやすいこと、ランがヘゴに活着するのに水苔が邪魔をすることなどであまり成績が良くなかった。古くなった水苔を外しそのままにしておいたら、そこから元気を取り戻し始めたので現在もそのまま。

2007.02.18 自宅