カクチョウラン/Phaius tankervilleae
花を見ていないのでカクチョウランであると言い切れないところがある。当たっていたら儲け物くらいにチェックして欲しい。
これが外部のものを入手して育てているのか、村の林内にあったものを移植して育てているのか確認していない。
尋ねると(欲しいなら)持って行くかと聞かれそうな気配があったので確認しなかった。きっと当方は、こと蘭のことになると物欲しそうな顔丸出しにしているのではないか。
この株は1株だけしか見当たらず、それを竹の柵で囲んで保護していた。この保護の目的は、人による盗難防止というより、放し飼いのブタやニワトリなどに食われないようにしているという感じだ。
日本ではまずその対象への備えは考えなくてもよさそうだが、もっとやっかいな敵がいて、どこにでも入り込んで花芽や根茎の成長点を食ってしまうのだ。そういえばタイではその敵であるナメクジをほとんど見かけない。ニワトリやアヒルが食ってしまっているのだろうか。参考資料に上げたガンゼキランは家中のナメクジを集めてしまうくらいナメクジを寄せ付けるフェロモンを発しているのか、注意していても気がつかないうちに蕾や花びらを食害されボロボロなみすぼらしい姿になった。
◆参考資料
ラン科 ガンゼキラン属 東アジア〜熱帯アジア原産 地生ラン
3点共自宅で育てていたカクチョウランの仲間、ガンゼキランの在りし日の様子。数年前までは元気だったのだが。
2015.07 チェンマイからウィアンパパオ経由でHHLへ、途中で昼食に立ち寄ったレストラン?の庭で見つけた。花は見れなかった。
HHLの3月で蕾なのだから、遅くとも5月中には開花しているだろう、その頃のHHLを訪ねてみたいものだ。
タイ_カクチョウラン1_1603KPH
( Youtube動画再生 00’32)
Youtube の解説文を流用
タイ_カクチョウラン1_1603KPH
KPH=カンペンヒン村
開花した状態を撮影したのは初めて。
地生ランでこれほど大型で派手な種は他にはないのではないかと思われる。
KPHで見られたものは鉢で栽培されたもの。日本とは反対に猛暑期に涼しいところへ移す、避暑のための鉢栽培かも知れない。
タイ_カクチョウラン2_1603KPH
( Youtube動画再生 01’12)
タイ_カクチョウラン03_1703KPH
( Youtube動画再生 00’41)
Youtube動画に附した説明
「カクチョウラン03_1703KPH」
2016年3月に引き続いてKPH=カンペンヒン村で撮影。
漢字表記は「鶴頂蘭」
GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme
GONGOVA 2017,KPH,Thailand
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