イネ科 ホウキモロコシ

2013年2月 HHL 村のメインストリートをコミュニティーハウス前からほんの少し登った左手の斜面の上に道路側に覆い被さるように生えている。日本で云えばさしずめススキのようであるが、葉は短く、ススキよりも太いので、どちらかというとヨシに似ている。

ヨシというと沼地や河川敷など根元を川の流れに洗われるようなところで見られるという先入観があるため、ヨシとは言い切れず、?をつけてしまうところが気弱な証拠。

1軒の家の庭先にこの草の穂を採集して束ねて干しているのを見ている。今回多くの写真をお借りしている滝本さんは、それを箒の材料と推理したが、当方は2004年に初めて北タイを取材した時、メーファールアン大学(MFU)のチャカパン教授が推進されていたTWT(Thai Women of Tomorrow)の活動に取り組んでいる小・中学校の一つの実践で児童が箒を作っているのを取材しているので、その時の記憶の箒の材料とは重ならない。

イネ科であることは間違いないと思うので、これからも雑穀が採れるのだろうか。

イネ科  モロコシ属 ホウキモロコシ(箒の材料)

◆2013.03 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村
◆上段は2013年03月 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村。2013年8月以降の記録は下段に記載。
◆2013.08 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

2013年8月 HHL 3月に撮影したのと同じ場所である。今回は雨季のただ中であり、季節的には正反対の気候でありながら花穂を着けているのはどうしてなのだろう。

今回は開き直って、日本のススキに参考資料としてリンクを貼る。理由は簡単、日本のヨシのページが消えてしまったから。

◆参考資料

2008年10月 関越佐久PA

2008年10月 長野県千曲川河川敷

 ◆2014.02 タイ HHL/チェンライ 白カレン族の村

正確にはHHLにつながる尾根道を走る国道に面したパユヤン村の入り口で撮影したもの。

※2017年2月BMHHで撮影した映像を調べたところ、ホウキモロコシという種に出会った。
◆2017.02 タイ BMHH/チェンマイ県 白カレン族の村

箒の草01_1702BMHH

( Youtube動画再生  00’44)

箒の草02_1702BMHH

( Youtube動画再生  00’50)

Youtube動画に附した説明

 箒の草01_1702BMHH  / ホオキモロコシ

 箒の草021702BMHH

GONGOVA=Grassroots Overseas NGO Volunteer Activity Programme

yasou.jp,GONGOVA 2017,BMHH,国際協力研修,自然環境資料

BMHH =Ban Mai Huai Hia, Chom Thong, Chiang Mai, Thailand

 ◆関連リンク

2016年2月 タイ,BMK 箒作り/BMK(1)技術

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