シロツメクサ

シロツメクサはどこにでもあるようであるが、さすがに時期を逃すと見つからないもの。

アラバマ大学でもはじめ見つけたのは開花しているのが1株のみでちょっと様にならない感じだったが、帰国前日、同じキャンパス内とはいえかなり離れた場所で最上段の写真を撮ることが出来た。

参照資料に上げるイギリスのシロツメクサは欧州原産の代表みたいなものだから是非記録しなければと思い、イギリス各地の取材中、ことの外注意していたのだが、撮影できたのは帰国直前のロンドン、ハイドパークで辛うじて1群れだけ開花を見つけたもの。

資料の貴重性を訴えたいのではなく、ご当地ものであっても意識して見つける努力をしないと見逃してしまうということ。見逃したからといっても損をしたり特をしたりすることはないのでどうということはないのだが、あくまで趣味の問題。

当方にとってはシロツメクサがアラバマでも見つけられたということは、シロツメクサを介して日本とアラバマそしてイギリスと、それらを育む気象や受け入れる精神に隔たりが少ないことを教えてもらえる。そういった感覚をもっと拡大解釈すればシロツメクサなど媒体を介して世界中がつながり合えるということだ。

それが当方の考えるコミュニケーション(メディア)。

マメ科 シャジクソウ属 欧州原産 多年草

Trifolium repens

2012.09.26 アラバマ大学キャンパス内

 ◆参照資料

2008.08 イギリスのシロツメクサ

2012.09.26 アラバマ大学キャンパス内

2012.10.01 アラバマ大学キャンパス内

2007.06.08 日本のシロツメクサ

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