キチョウ/モンキチョウ 

 ◆2012.09.30 メンフィス、ミシシッピー川岸

ミシシッピーの川岸で撮影した。前日まではからりと晴れ渡っていた空が、この日は午前中から薄い雲に覆われ、少し肌寒いと感じられる陽気だったが昼頃にはとうとう小雨が降り始めてしまった。それまで数匹のチョウが飛んでいるのを目にしていたが、雨の降り始めと共に姿を隠してしまった。

雨が降って来るのを想定して傘やザックカバーを用意していたので昼食もとらずに野草の撮影を続けていたところ、 マメ科の野草の葉の陰で翅を休めているモンキチョウを見つけることができた。

ここのキチョウも日本で見られるキチョウや北タイで撮影したタイワンキチョウとほぼ同じように見えた。

翅の周囲がほんのりピンクに彩られているのは日本のモンキチョウに似ている。

ミシシッピーから運ばれた綿花やトウモロコシに紛れてアジアに渡ったのか、アジアから運ばれてミシシッピーで繁殖したのか、なんともか弱く見えるチョウであるが、なかなか強かである。

 ◆参考資料 

2010.08.15 北タイのタイワンモンキチョウ

2005.07.10 ガイコツ山のキチョウ

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