Den.クリソトキサム?
Den.クリソトキサム?
2010.08.14 チェンライ 白カレン族の村 :前のページのアグレガツムはバルブの形が独特なので見誤ることがないが、こちらのようなバルブの形は似たような種がたくさんありすぎるので花でも咲かせていないと見分けがつかない。クリソトキサムと付けたのは、それも当方の自宅で長い間生き続けたが、最後の2株を今年の冬に相次いで枯らしてしまった。狭いビニールフレームの奥の方にぶら下げていたため水やりがうまくできなかったためである。2株ともヘゴ板に活着させていたので冬でもときどきヘゴ板に水分を含ませる必要があったのだがそれを怠った。
このランが必ずしもクリソトと思っているのではないが、自宅にあったクリソトのことを忘れないようにここで使った。
クリソトキサムもアグレガツムと同じように黄色い花を花飾りのように下垂させて咲かす。
この木は上の写真と同じ木である。このページのタイトルであるクリソトキサムは2012年の写真では左の方に水平に茎を伸ばしたもので、右側の手前に伸びて来ているものは別の種であろう。
前ページのセロジネと同じ
ガソリンスタンドの木に着生していたデンドロビウム。
この上の写真はいわゆるデンドロビウム系の蘭を増殖する時に採用する「高芽取り」という方法で、2、3年目の茎で花芽が付かなかったものなどから新芽(高芽)がでることがあり、その新芽の根が十分育ってから、古い茎ごと親株から切り離して別の環境に移すことで増殖するもの。つまり、この株は人為的にこの木にくっつけたものであろう。
2013.02 HHL : 上のラン棚は当方がお世話になる家のご主人の栽培の様子。左の太い茎に1枚の葉の種はカトレア。東南アジアにあるものではないので、外部から入手したもの。中央、及び右の太い茎に数枚の葉がついたものがDen.クリソトキサム。最右端にある赤い花はベンケイソウの仲間。地上から1mほどの高さに棚を設けその上に植木鉢もバスケットも平置きしている。
2013.02 HHL :これはバスケットの作りや材質が良くわかる写真。この村で良く使われている材木は湿気に強い密度の高い材、多分チークなどであり、南洋材として知られるラワンなど木目のほとんどない材と比べると、同じ太さ長さのものでもこの村のものは数倍も重たい。このバスケットもその端材等を利用して作られていて、ずっしりと重い。つり下げように細い針金が装着されているのが見えるが、この細さの針金ではこのバスケットの重さを支えられないのではないか、そのために棚に平置きしているように推測した。
右の写真は上の作棚とは異なるが、ここではバスケットにヤシ殻で植え込んでいるのが見える。
自宅デンドロビウムへ
2010.08 タイ植物 Top へ
2013.02 タイ植物 Top へ
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川端の洗濯場に生えているリューガンの木。いつも春のGONGOVAの最後辺に開花して楽しませてくれる。今年は南の尾根で梢から落ちた「鶏の脚」という小さなランをクリソトの下に固定してきた。果して生き延びるだろうか。洗濯物を引っ掛ける邪魔と云うことで捨てられてしまったかも知れない。でも、 邪魔だったとしても、 村の人は生き物を大切にするから、きっと別の所に植え替えるだろう。
タイ・Denクリソトキサム1_1602BMK
( Youtube動画再生 00’54)
Youtube説明文を引用
タイ・Denクリソトキサム1_1602BMK
Dendrobium.chrysotoxum/デンドロビウム・クリソトキサム
BMK=Ban Mae Khrai、タイ チェンマイ県北西部白カレン族の村
2016年2月BMKで撮影。
BMKで育てられているランでは前のアグレガツムと同じくらい、このクリソトキサムを見る事が出来た。ここで紹介しているように木製のバスケット植えが北タイでは標準的なのか、HHLでもほぼ同じバスケットであった。ただBMKではチェーンソー又は電動カンナによる木の削り滓が植え込み材に使われていて、HHLより電気工具が身近にある事が窺えた。