ラン科  キヌラン属 多年草 陽当たりの良い芝生

キヌラン/Zeuxine strateumatica

 2011.02.26 沖縄で撮影 :初めて出会ったランである。今回の記録を調べる過程でその存在そのものを知り、まだまだ知らないことがいっぱいあるなとつくづく感じさせられたもの。国内の野性のランの図鑑や写真集は5〜6冊は持っており、結構目を通していると考えていたが、キヌランという名称そのものもまったく当方の頭にはインプットされていなかった。

 はじめこれを見つけ撮影したときは、ハルリンドウだと思った。所沢やガイコツ山に自生しているフデリンドウと似ているが少し違うということから連想した。しかし、PCに取込んでファイルを整理する過程で直上の写真に見えるように葉の形がネジバナの冬葉みたいだと気づき、それから遠回りをしながらキヌランに辿り着いた。

 このキヌランはまだ蕾の状態である。開花した姿を見てみたい。

 ◆2011.02.26 沖縄名桜大学キャンパス内
 ◆参考資料

2013.02 タイ、HHL/チェンライ県: 撮影当時名前がわからなかったが後に、「アオジクキヌラン/Zeuxine affinis」と推定。2017.02には

北部タイ、BMHH/チェンマイ県の村でも観察できた。