シソ科 シソ属 多年草 山地

テンニンソウ/Leucosceptrum japonicum

 2010.11.22記:テンニンソウは 東北大学植物園で初めて出会った野草である。残念ながらブラシのような花は終わっていて、丸い玉のような実の付いた穂だけの姿になっていた。シソ科の草体としては1mにもなりかなり大きな種だ。

 当方のアルバムではどこにでもある当たり前の野草を整理することを目的の一つにしているのだが、地方に行く機会に恵まれると、その地の特産とも言える個性溢れた野草に出会い、それはそれで素晴しいことなのだが、この野草のように花が終わった姿しか見られないと、つい欲が出て花の季節に再度訪問したくなり、珍しいもの、きれいなものを追いかけてしまいそうになる。多くの趣味家や写真家はそうして新しいテーマと出会い追求して行くのであり、当然であり決して悪いことではないのであるが、自己の資料の整理よりも興味の拡散や新しい資料の収集ばかりに行きがちになっていることに気が付く。

 それにしてもこのテンニンソウの花といつか出会えるといいのだが。

※2017.09追記:動画を整理していたら2003年の記録に「テンニンソウ」があった。撮影場所はわからない。従って、上記初めてという  

 のは「うそ/大間違い」

 ◆2010.11.07 東北大学植物園 

2010.11.07 東北大学植物園 

テンニンソウ01_2003_?

( Youtube動画再生  00’44)